選抜1終了時の注意点

 

本日は広島県公立高校入試の選抜Ⅰ(推薦入試)、および私立の特別推薦入試。

 

毎年2月3日に行われますが、今年は曜日の関係で2月1日でしたね。

 

 

 

さて、いよいよ高校入試も本番が始まりました。

 

受験された方は本当にお疲れ様でした。

 

 

 

ただし、選抜Ⅰを受験した人は、もう早速次に向かって動き出してくださいね。

 

 

 

 

「今日は受験で疲れたからゆっくり休む・・・」

 

 

 

なんていうのは、他の受験生よりも一歩遅れることを意味します。

 

 

選抜Ⅰは、推薦入試だけあって倍率2倍を超えるのが当たり前の試験です。

 

人気校では3倍を超える倍率を示したところもありましたね。

 

 

 

ということは、ですよ。

 

選抜Ⅰは、落ちるのが普通の試験なのです。

 

 

 

そんな試験を受けておいて、

 

「今日は受験で疲れたからゆっくり休む・・・」

 

なんてありえないでしょう。

 

次が待っています。

 

 

 

 

今日受験がなかった人にとっては普通の日。

 

普通の受験直前の1日です。

 

そりゃあ、当たり前のように勉強しています。

 

受験があったからと言って休むのは、後悔の原因となりかねません。

 

 

 

 

合格していたらその時に喜んでください。

 

 

 

 

それまでは、選抜Ⅰを受けたことなんか忘れて、選抜Ⅱに邁進するのです。

 

 

 

 

 

過去の失敗

 

私がなぜこんなこと言うのか?

 

それは、選抜Ⅰが不合格だった時に、泣き崩れた生徒を知っているからです。

 

 

 

まだ私が前職の塾に勤めていた塾講師2年目の駆け出しの頃です。

 

 

 

選抜Ⅰに全てをかけていたような子だったのですが、残念な結果に終わりました。

 

そして、そのショックから立ち直れずに、4〜5日塾に出てくることができませんでした。

 

 

 

人生初めての不合格通知。

 

もちろんショックはショックでしょう。

 

同情もします。

 

 

ですが、不合格だったからといって、次の大勝負である選抜ⅡまでⅠヶ月ほどの段階で、気落ちして勉強できなくなることの方が怖い。

 

そんなリスクを負っている場合ではないです。

 

 

 

 

と言うわけで、厳しいようですが再度強く言いますね。

 

 

 

 

 

選抜Ⅰを受けた人は、お疲れ様でした。

 

ですが、その試験は不合格になるのが当たり前の試験です。

 

 

すでに残念な結果に終わったものとして、さっさと今日から次に取り組んでください。

 

そして、本当に不合格通知が来たとしても、ショックを受けるのは禁止です。

 

そんなものにショックを受けている場合ではないのです。

 

その覚悟を今のうちに持ってください。

 

 

 

これはMoveでは選抜Ⅰを受ける子と決めた子に最初に強く言うことです。

 

選抜Ⅰが終われば、合格発表なんか待たずに次に向かうのが大切です。

 

4月に笑って高校の門をくぐるために、今は厳しく気持ちをコントロールしてくださいね。