「やる気」について①

(画像は久しぶりに画像ダウンロードサービスから落としてきたものです。テーマは「無気力」)

 

 

 

塾の先生になって今年で15年目になります。

 

この間、様々な保護者の方のご相談を受けてきました。

 

 

 

その相談のほとんどが次の3つに大別できます。

(宮脇の肌感覚調べ)

 

 

 その3つを3位から挙げていきますね。

 

 

 

 

 

相談内容3位:「中学生となる子供の思春期・反抗期について」

 

相談内容2位:「志望校に関して」

 

 

 

 

 

 

 

そして、映えある第1位がこれです。

 

 

 

 

 

 

 

相談内容1位:「うちの子、やる気がありません」

 

 

 

 

 

はい。

 

この相談を受けなかった年はありません。

 

第3位まで上げましたが、実は大半がこの「やる気がない問題」に集約されます。

 

 

 

この悩みは私が学生だった時からあったし、

今も多くの親御さんを悩ませています。

(うちの親が私に対してこれで悩んでいました)

 

 

 

 

つまり、

 

古今東西、子どもは勉強に対してやる気がなく、親御さんはそれに悩むという構図は当たり前なのです。

 

 

 

きっと皆さんにも心当たりがあるでしょう?

 

 

 

 

やる気が出ないのはなぜか?

 

さて、ここからが本題。

 

 

これだけ多くの親御さんが悩まれる「うちの子、やる気がない問題」。

 

こうだとは考えられませんか?

 

 

 

つまり、

 

 

 

子どもは勉強に対してやる気がないのが当たり前で、

 

子どもにやる気を無くさせるものが構造的に存在する

 

と。

 

 

 

 

 

私自身、この考えに10年前に至りました。

 

 

そう思って考えてみると、なるほど、

子供のやる気を削ぐものがたくさん思い当たります。

 

 

 

 

そのうちの主なもの6つを列挙しますね。

 

長文になったので、今日はそのうちの3つにさせてください。

 

 

 

あまりこのブログで書かないようにしていた学校の批判が入ります。

 

 

でも、とても大切なところなので歯に衣着せずズバリと申し上げます。

 

私の現状認識を共有していただければ、幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

子供のやる気をなくさせる6要因<前半>

 

 

① 学力を数値化するシステム

本来、学問を論じる能力とペーパーテストで得点を取る能力は厳密にリンクしていません。

学業の本来の楽しさは、未知のことを知り、それを元に仲間と議論したり、

過去に発見された知識から新しいことを発見・発明することにあるはずです。

しかし、1872年の学制の公布から試験というものが導入され、

いつからかペーパーテストで得点を取ることがすなわち学力であると定義づけられました。

今では、すべての学力が数値化される仕組みになっています。

しかも、公平性の名の下に、数値化された学力で進路も決定されます。

この段階で、かなりの生徒がつまらなさを感じるでしょうね。

テストで得点を取るために勉強することを強要され、学問本来の楽しさとは別次元で話が進んでいくのですから。

 

 

 

 

② 宿題が壊滅的につまらない

これも本当に考えた方がいいと思っています。

学校の宿題が、漢字や英単語をひたすら書かせるものだったりしますよね。

あれ、誰が喜んでやるのでしょう?

生徒がやっているのを見ても、何一つ面白そうに感じません。

仏教徒が精神修行として写経をしますが、それに見えることがあります。

あれが毎日の宿題なのであれば、私がやっても心を空っぽにしてただ書くだけに徹しますね。

勉強が大好きだった子が小学校低学年の段階で、

一気に勉強がつまらないと思うのは、

あの宿題のせいだと思っています。

学校の先生がこれを読んでくれているのなら、

どうか考え直していただきたい。

 

 

 

 

③ 大人が勉強をつまらないものと認識している

学校の先生でも、親御さんでもいらっしゃると思うのですが、

時折、勉強を罰ゲームとして扱う方がいらっしゃいますよね。

「何? ○○を忘れた? じゃあ、罰として宿題2倍だ!」

とか。

おいおい、どうして宿題が罰ゲームになるんだ?

子どもたちは毎日罰を受けさせられているのでしょうか?

意外に逆パターンもやめてほしいです。

「今日はみんな頑張ったので、ご褒美に宿題なしです!」

とか。

本当にやめてください。

「宿題なしがご褒美」なのであれば、普段の宿題は一体何なんだ?

あるいは、塾に通う子に対する何気無い一言も勘弁してほしいです。

「え? 今週は毎日塾なの? かわいそうだねえ。大変だけど頑張って」

悪気はないと思うのですが、なぜ塾に通うことがかわいそうなのか?

その一言で、塾に通うことがかわいそうなことだと子供が認識してしまうじゃないですか。

 

と、このように大人の多くが勉強はつまらなくて大変なものだと認識しています。

 そういう環境の中で、どうやったら子供が勉強が楽しいものとして認識できるのでしょう?

 

 

 

 

 

 

すみません。

 

塾屋が学校の批判をすることは、本来、御法度だと思っています。

 

それをしたところで、子供たちにいい影響をもたらさないからです。

 

ですが、この「うちの子、やる気がでない問題」はMove成立の背景にもつながる話ですので、

率直に書かせてもらいました。

 

次回以降、こうした現状を踏まえ、どうやって子供のやる気を引き出すのかについて申し上げますね。