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適度な負荷

冬期講習が終わり、中3生は定期試験直前、高3生は共通テスト直前になっています。

 

中3生も生徒によっては入試が目の前。

 

例年のことですが、ここから4月までの3カ月間は、息をつく間もないスピード感で話が進んでいきます。

 

昨日は初雪も振り、寒さも一層厳しくなることと思いますので、体調管理には十分お気をつけください。

 

 

さて、試験や入試の直前期になると、できていることよりもできていないことが目につき、隣の芝生がターコイズブルーに見えてくるものです。

 

適度な負荷のかかる環境【ストレッチゾーン】は成長に良い影響を与えることが証明されていますが、ほぼ負荷のかからない快適な環境【コンフォートゾーン】や負荷がかかりすぎている環境【パニックゾーン】では、かえって成長の機会が妨げられます。

 

受験学年の生徒は、学校終わりに毎日3時間~6時間勉強して帰っていくのです。

 

学習しやすい環境整備を徹底しているとはいえ、連日の長時間学習、それだけで当然負荷はかかっているのです。

 

それに加えて入試に向けてのプレッシャーを抱え込んでしまうと、パニックゾーンに入ってしまう生徒が出てきても不思議ではありません。

 

ただ、普段から生徒たちには伝えている通り、一つひとつ、目の前のできなかったことをできるようにしていくのが勉強の鉄則です。

 

できた問題はできたこととしてしっかり認め、できなかったことをできることに変えていく。

 

そういったいつも通りの、地道な努力を重ねていきましょう。

 

不安やプレッシャーというものは、努力をしていない人には感じることはできません。

 

 

今不安を感じられている自分を追い風にして進んでいってほしいと思います。