目次
1. 高校生活で実感するMoveの価値
2. 個別演習で身につく「自分で勉強する力」
3. 他学年との学習環境がもたらす刺激
4. 根本理解を重視する指導法
5. 家庭でのサポートの重要性
6. 以前の塾との違いを実感した体験
7. 正直なアドバイスが示すMoveの本質

1. 高校生活で実感するMoveの価値
こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。
今日は、Oくんのインタビューから3回にわたってお届けする記事の最終回です。
前回までは彼の成長物語と受験体験についてお話ししましたが、今回はMoveの学習環境や指導法について、実際に通った生徒の視点から詳しくお伝えします。
現在、広島大学附属高校に通うOくんに「現在もMoveに通い続けている理由は何ですか?」と聞いてみました。
彼の答えは明確でした。「高校になって時間に融通が利きづらくなってるところで、いつでも行けるっていうか、時間に縛られない体制なので、無理なく勉強し続けられるから」
高校生活がスタートして改めて感じるMoveの価値。
それは単なる学習指導だけでなく、生徒の生活に合わせた柔軟な学習環境の提供にあるのです。
高校の勉強は中学時代とは桁違いに難しくなりましたが、中学時代に身につけた「自分で勉強する力」が今、彼を支えています。
2. 個別演習で身につく「自分で勉強する力」
「Moveでの学習が、自分の成長にどのように役立ったと感じますか?」という質問に対するOくんの答えが印象的でした。
「自分で勉強する力をつけたことが一番だと思ってて、個別演習だったら一斉授業と違って、自分で全部計画立てて、時間を割り振って、全部自分でやるんで、高校受験だけじゃなくて、これからの大学受験とかそういうのにも生きてくると思うから、とても役立ったと思います」
これがMoveの個別演習の真価です。
単に問題を解くだけでなく、学習計画を立て、時間を管理し、自分に必要な勉強を見極める力。
これらは一朝一夕では身につかない、長期的な学習継続によって育まれる力なのです。
現在の高校生活でも、この力が大いに役立っているのを実感しているようで、嬉しい限りです。

3. 他学年との学習環境がもたらす刺激
Moveの特徴的な学習環境について、Oくんは具体的に教えてくれました。
「他学年の人や、もういろんな人と近くで勉強できる、近くっていうよりもう隣で。
勉強してる人が常にいるっていうことが結構その影響を与えてて、一人だったら、自分の家でもそうですけど、絶対集中できないじゃないですか」
そして具体的な効果について続けます。
「例えば、隣で自分が尊敬してるような先輩とか、レベル高い高校に行ってる人とかが隣にいたら、なんか自然と自分も何かやる気が出てくるっていうか、そういうのがモチベーションでした」
これは私たちが長年大切にしてきた学習環境の効果を、生徒自身が実感してくれた瞬間でした。
異学年との交流は、単なる刺激だけでなく、自然な目標設定と向上心を育む貴重な機会なのです。
4. 根本理解を重視する指導法
「長年Moveに通って、宮脇先生の指導で特に印象に残っていることは何ですか?」という質問に対して、Oくんがこう答えてくれました。
「なんで円の面積がπr²とかそういう、学校であんまり詳しく教えてくれないような根本的なところを教えてくれるから、そういうところが応用に対する力にも繋がってて、一番根っこのところを教えてくれるところが印象に残ってます」
これこそが、私たちが最も大切にしている指導方針です。
表面的な問題の解き方を教えるのではなく、「なぜそうなるのか」という根本的な理解を促すこと。
これが真の応用力につながると信じています。
高校の難しい問題にも、この根本理解が大きく役立っているのです。
5. 以前の塾との違いを実感した体験
Moveに入った当初について振り返ると、「元々小学生の時には違う塾に通ってたから、それと全く違う感じのスタイルだったので、最初戸惑ったりしたんですけど、徐々に自分に合ってきて」という体験を話してくれました。
「他の塾との違いを感じる部分があれば教えてください」という質問に対して、Oくんはこう答えました。
「他の塾って一斉授業ばっかりじゃないですか。そしたら一斉授業でもちろん、いろんな人の何か回答の例とかそういう得られる部分もあると思うんですけど、個別だったら、その自分が重点的にやりたいところだけをできるから、勉強時間に無駄ができなくなって、より効率的になると思いました」
実際に両方を体験した生徒だからこそ言える、説得力のある比較だと思います。

6. 正直なアドバイスが示すMoveの本質
最後に、「これからMoveを検討している小学生・中学生とその保護者の方々へのメッセージをお願いします」という質問に対して、Oくんは率直に答えてくれました。
「他の塾と違って自分で勉強できるっていうのがいい点ではあるけど、その分自分がまずやる気がないと結構つらいんで、他の塾に比べて」という率直な比較も教えてくれました。
そして「自分が何か本当に勉強したいって思ってから入らないとちょっとつらい。勉強嫌いになっちゃうっていうのはあると思います」という正直な意見も聞かせてくれました。
そして続けます。
「なので、親から言われたから入るみたいじゃなくて、自分が本当に入りたいって思ってから入るのが一番だと思います」
この正直な意見こそが、Moveの本質を表しています。
私たちは魔法の塾ではありません。
しかし、本当に学びたいという意欲を持った生徒には、最高の学習環境を提供できると確信しています。

進学空間Move塾長
宮脇慎也(Shinya Miyawaki)
27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。
8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。
その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。
1977年生。射手座。B型。
家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。
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