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(ある日思い立って大人買いした本)
このブログで何度かご紹介したエピソードです。
「え? 独立を考えているくせに年間100冊も本を読んでいないの?」
東京の会合で、尊敬する塾長先生にそう言われたのは、今から7年前のこと。
Moveを立ち上げる1年前ですね。
そこから猛省して、そこからおよそ5年ほどは年間100冊の本を読み続けました。
まあ、ビジネス本やら流行りの自己啓発本は2〜3時間で読めたりするので、小説を読むほ時間はかかりません。
だから年間100冊と言ってもそれほど大したことはないかもしれませんね。
読み続ける習慣さえ確立されれば、なんとでも達成できる数字です。
とりあえず「量は質に転化する」を信じて、Moveを運営する傍ら、ひたすら本を読み続けました。
けれど、2年ほど前でしょうか。
Moveの仕事が大変忙しくなってきて、100冊読破の習慣を止めてしまいました。
いや、全く止めたというわけではんありません。
年間30冊くらいにまで落ち込みました。
読んでないこともないけど、多読と呼べるほどでもない。
そんな数字ですね。
きっかけはなんとなく、です。
「まあ、もういいか」
ただそう思っただけでした。
そのあとは忙しさにかまけて、気が向いたときに読むだけ。
で、そうなるとどうなったか?
本を読まなくなると
ご存知でしたか?
本を読まなくなると、
なんと元気が出なくなるのです。
僕は知りませんでした。
最近、色々とドタバタしているうちに、
ふっと元気が出なくなることがありました。
心が折れているのとはちょっと違う。
ただ日々の活力という点で自分自身物足りない。
ちょっと困っていました。
あ〜、なんでだろうなあ?
以前はこんなことなかったのになあ?
最初はその理由が分からなかったです。
で、ふと手に取ったこの本。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=990x10000:format=jpg/path/sd52a00c750ba0f93/image/ia7c4bd298419077c/version/1561087419/image.jpg)
(行きつけの本屋さんで特集が組まれていました)
マツダの復活劇は広島に住む人間なら、目の当たりにしてきた事実。
そして、以前読んで好きだった本。
『ロマンとソロバン』を思い出したりしていました。
単純に思い出すのです。
そうだよ。
ロマンだよ。
あのマツダでさえ、苦しい時を経て工夫を重ねて好調の波に乗っている。
自分もやろう。
ただ、そんな単純なことを思い起こすことが大切だったのです。
いや、ごめんなさい。
本気で単純な話ですね。
でも、ただ忙しいだけで何らかの刺激(インプット)が無ければ、
そんな単純なことも思い起こせないものです。
本を読んでいると、外部からの刺激をもらえて元気が出る。
これで十分本を読む理由になります。
やっぱり読もう。
これからも読もう。
自身が常に新しい刺激を受けるために。
というのが、理由の一つですね。
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