マイルストーン

(トップ画像は研修で伺った静岡市のホテルから撮った富士山)

 

充実の静岡セミナーから帰ってきました。

 

例年行なっている全国の塾長先生たちとの研修会。

 

昨年までは年に2回あったのですが、今年はコロナの影響で1回のみ。

 

1年ぶりに会う全国の凄腕塾長たちは、期待以上の刺激を与えてくれました。

 

やはりバリバリやっている同業者と会うのも大切ですね。

 

気合い入りました!

 

まだまだMoveも進化できると知ったし、どんどん変えていきます。

 

乞うご期待です。

 

 

 

さて、下からは前回お伝えした「Moveの考え方を伝える冊子」を作るための原稿です。

 

あくまで生徒(小4〜高校生)に読んでもらうことを目的に、優しい口調で書いています。

 

だから、普段の文体とは意図的に変えています。


気取って書いたと言っていいです。

 

その辺りはあまり突っ込まないでくださいね。

 

 

 

マイルストーン

 

「マイルストーン」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

 

日本語の「一里塚」のことで、街道沿いに建てられ、旅の途中でどこまで進んできたかを旅人に知らしてくれる石塚のことだ。

 

例えば、下の写真はイギリスのTilbrook(ティルブルック)という町にあるマイルストーン。

 

この石が旅人に、ロンドンから65マイル(約105km)も歩いてきたことを教えてくれる。

 

 

昔の旅人は、この石を通りすぎる度に自分がどこまで旅を進めてきたかを知る。

 

 

 

何百キロも旅をする場合、自分が今どこにいるかが分からないと不安で仕方ないよね。

 

疲れて旅が嫌になっても、自分がきちんと進んでいると実感できると、また次に進もうという気力も起きるだろう。

 

だから、このマイルストーンは旅人たちにとって、大きな意味を持っていた。


一つのマイルストーンを通り過ぎれば、次のマイルストーンを目指して足を踏み出してきたんだ。


 

 

 

そして、このマイルストーンは人生の節目にたえられることが多い。

 

 

結婚、

就職、

転職、

昇進、

進学、

高校受験、

大学受験。

 

 

昔の旅人と同じように、人は人生の節目を通り過ぎると、また次の目標に向かって足を踏み出す。


道に迷って、立ち止まったり、休憩を取ることもあるかもしれない。

 

節目を超えてそこではじめて、新たな目標を設定して歩き出すこともあるでしょう。


 

 

 

 

結局、伝えたいのは、高校受験も大学受験も、進学も、就職も、全てが旅の途中の節目に過ぎないということ。

 

もちろん高校入試や大学入試は大切な節目で、その節目を超えないと次に進むことは難しいけど、それでもそれは決してゴールじゃないんだ。

 

高校入試や大学入試はただの一つのマイルストーン。

 

君たちのゴールはきっと別にある。

 

 

何がゴールなのかについては、一人ひとりが決めてくれたらいい。

 

君たちのゴールを僕が決めるわけにはいかない。

 

そんなの君たちだって嫌だろう。

 

僕だって嫌だ。

 

 

ただ、塾の先生である僕の願いを君たちに伝えることが許されるなら、聞いてほしい。

 

 

僕が君たちに願うのは「社会の中で幸せに生きる」ということ。

 

 

 

これから綴る文章の数々は、全てが高校入試や大学入試というマイルストーンを通過し、君たちが幸せに生きるために、君たちに伝えておきたいこと。

 

一つでも二つでも、受け取ってもらえたら、嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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