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基町高校は、広島県公立高校の中で押しも押されぬ公立トップ校として長年君臨しています。
広島県全県模試では偏差値66に位置付けられ、国立の広島大学附属高校に次ぐ難易度を示しています。
こちらの偏差値一覧を参照
そんな基町高校の配点は、実にトップ校としての矜持を感じさせるものでした。
まずは、基町高校の入学者選抜実施内容シート全体をご覧ください。
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基町の矜持
最初に注目すべきはここです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=990x10000:format=png/path/sd52a00c750ba0f93/image/ie59ef53d40c29f62/version/1674528610/image.png)
他のほとんどの学校では上限いっぱいの50%に
設定している特色枠を30%に抑え、
一般枠が70%もあります。
そういえば、
数年前に基町高校の校長先生が学校説明会で言っていました。
「うちの学校は入試形式について特に何をするわけでもありません。
ただ教育委員会が言う通りにしているだけです」
その言葉が職務放棄には決して聞こえず、
自信に満ち溢れたものに聞こえたことが、その時の印象に残っています。
最上位大学に数多くの生徒を進学させる責任を負う基町高校の矜持を見る思いです。
配点を見ても明らかな通り、一般枠とは「学力重視枠」です。
そこが70%もあるのです。
ここから読み取れるメッセージは一つですね。
「基町高校はきちんと学力を高めてきた子を求めています」
中1の時がどうだったとか、中2の時がどうだったかは、
あまり関係ありません。
3年間を通じて、学力を高めてきた生徒を求めていると言っています。
現在の広島県の問題は、
「思考力・表現力・判断力」を計る良問が揃っています。
そうした問題にきちんと応えることができる学力をつけて、
挑戦してください。
傾斜配点は特色枠の実技教科のみ
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念の為、傾斜配点についても見ておきましょう。
繰り返しになりますが、基町高校は傾斜配点は基本的にありません。
内申点の実技4教科の得点を2倍にして計算しているだけですね。
その特色枠も全体の30%しかありません。
ボーダー上でせった時に、若干有利に働くくらいと思っておいた方が良さそうです。
もう当日の試験でしっかりと得点を取れる生徒が合格するというシンプルな形式と考えていいでしょう。
考えられうるだけの学習を積んで挑戦しましょう。
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