デジタル化と自学力

本日、2025年度の中学校教科書改訂についてのベネッセのセミナーに参加してきました。

 

現行の教科書でも特徴だった【デジタル化】が、より加速するというお話がメインでした。

 

Moveの個別演習の中でも、タブレット端末を使って学習する生徒は多いですし、学校現場でも、「紙で学ぶ」スタイルから「デジタル端末で学ぶ」スタイルへの移行が全国的に当たり前のものになっています。

 

QRコードを読み込んで解説授業を見る、発音を確認する、天体の動きをイメージする…。

 

塾内へのスマホの持ち込みはダメ!!

 

授業中にタブレットを開いているなんてけしからん!!

 

そんな時代はとっくに終わっているわけです。

 

デジタル化の流れが止まるわけはないのだから、それとどう付き合うかという訓練の方が重要だ、と。

 

10年以上前からMoveで言い続けていることですね。

さて、デジタル化の加速による各教科の変化や入試への影響についての情報は後日生徒たちに還元するとして、ここでは私がセミナー内で特に注目したキーワードをご紹介します。

 

「自分自身のコンサル力」

 

「学力<自学力、学習力」

 

これは、今回参加したセミナーのまとめ部分で出てきたキーワードです。

 

デジタル化の加速に伴って膨大な量のコンテンツが溢れかえっている現在、その中から何を選択し、どのように用いるかという力が試されていくことになります。

 

自分にとって必要なものを判断し、自分で動いて学びを進めていく力。

 

Moveが養おうとしている力とまるっきり重なっているとは思いませんか?

 

有意義なお話に溢れたセミナーであったと同時に、やはり目指している方向は間違っていないのだと確信できた時間でもありました。