
今日は令和5年度第5回広島県内全県模試の結果をご報告します。
中3の平均偏差値は61.9。
中2の平均偏差値は60.2。
中1の平均偏差値は56.9。
中学3年生

中学2年生

中学1年生

まずは中3生。 もはや平均偏差値60を超えるのは当たり前になってきました。 正規分布でいえば上位13%に相当する数値ですが、 この数年、中3生はコンスタントにこの数値を出してくれています。
しかし、今回特に注目したいのは中2生の躍進です。
例年なら中2生の平均偏差値は56〜57前後で推移するのですが、 今年は一気に60を超えてきました。
これは予想外の嬉しい誤算でした。
その理由は、ここ半年で偏差値を10近く上げた生徒が複数名いたからです。
特に印象的なのは、中学入学時には偏差値40台だった生徒が、今回67まで伸ばしてきたこと。
その子を見ていると、本当に楽しそうに勉強しているんです。
問題が解けるようになって、新しい発見があって、それが嬉しくて、もっと勉強したくなる。
そんな好循環が生まれているように見えます。
もちろん、偏差値の上昇だけで物事の良し悪しを決めるのは違うと思います。
Moveが大切にしているのは、生徒たち一人一人が自分の意思で学びに向かい、 その先の人生を自分で切り開いていく力を育むこと。
ただ、その過程で結果が出るのは、素直に嬉しいものです。
特に、その結果が「楽しく学ぶ」という姿勢から生まれているのであれば、なおさらです。
中1生も着実に力をつけています。
今回の56.9という数値は、これまでの傾向からすると順調な伸びと言えます。
この数値が中2で58〜60へ、中3で60〜62へと上がっていくのが、 これまでのMoveの生徒たちの成長パターンでした。
ただ、今年の中2生の躍進を見ていると、 もしかしたら今の中1生もさらに上を目指せるかもしれません。
大切なのは、この数値に一喜一憂することではなく、 日々の学びを大切にすること。
50分学習、10分休憩のリズムを守り、 自分のペースで着実に前に進んでいく。
そんな学習習慣が、結果として数値にも表れているのだと思います。
これからも一人一人の成長を、しっかりと見守っていきたいと思います。
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