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学力上昇の土台は語彙力にあり!〜お子さんの可能性を広げる言葉の力〜

 

今回はどちらかと言えば、小学生のお子さんをお持ちのお母さん、お父さんにお伝えしたい内容です。

 

「うちの子、最近勉強がなかなか伸びなくて...」

 

「テストの点数が上がらず、どうしたらいいのかしら」

 

「宿題はやっているのに、なぜか理解が深まらない」

 

こんなお悩み、抱えていませんか?

 

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20年来多くの子供達と接していて、学力上昇のポイントがいくつか判明しています。

 

その中に、というより、まず第一のポイントとして「語彙力」というものがあります。

 

言葉を知っている。

 

それは、テキストや教科書の内容の理解をしやすいということのみならず、物事を知っているということでもあります。

 

例えば、算数の文章問題で「合計」という言葉の意味がわからなければ、どんなに計算が得意でも問題は解けません。理科で「蒸発」の概念を理解していなければ、水の循環について学ぶことはできないのです。

 

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あるいは、自分の意見や気持ちを言葉に表すだけの材料を持っているということでもあります。

 

「嬉しい」「楽しい」だけでなく、「感動した」「達成感がある」「充実している」といった、より細やかな表現ができれば、作文も会話も豊かになります。お子さんの内面も、言葉とともに育っていくのです。

 

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物事をインプットしたり、アウトプットしたりするための材料、それが語彙なのですが、これが豊富に備わっていれば、あとは学力なんて訓練次第でなんとでもなる、というのが持論です。

 

思い返してみてください。あなたのお子さんが初めて「ママ」「パパ」と言った時のこと。言葉を覚えることで、世界とのつながりが生まれました。小学生になった今も、その原理は変わりません。語彙が増えるほど、お子さんの世界は広がっていくのです。

 

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そして、その語彙力を高めるのに効果的な方法が本を読むということ。

 

一冊の本には、教科書の何倍もの言葉が詰まっています。物語を通じて自然に新しい言葉に触れ、その意味を文脈から理解していく—これほど効率的な語彙習得法はありません。

 

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とはいえ、現実には本をなかなか読まないのが子供というもの。

 

「ゲームやYouTubeの方が楽しい」

 

「本を読むのは面倒くさい」

 

「最初の数ページで飽きてしまう」

 

この辺りのジレンマを抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

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忙しい日々の中で、「さあ、本を読みなさい」と言っても、なかなか続かないのが現実。かといって、将来のために大切なことだとわかっていても、強制するのは子供の本嫌いを助長するだけかもしれません。

 

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そこで、Moveでは本を読むということを「速聴読」という方法講座に落とし込んだ「ことばの学校」を開講しています。

 

楽しみながら、効率よく語彙を増やし、読書の習慣を身につける。そんな新しいアプローチで、多くのお子さんが「本が好き」になっています。

 

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最近でも小学生のみならず中学生でも行っています。

 

受験を控えたお子さんも、まだ先のお子さんも、今から始める「語彙力アップ」が、将来の学びの土台となることでしょう。

 

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ご興味がある方は、ぜひこちらのページから詳細をご確認ください。

 

お子さんの可能性を広げる鍵は、意外にも「言葉」にあるのかもしれません。


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。