
※トップ画像は、AIに「怒っている女子学生」というお題で作ってもらいました。
今日は地元の安佐南中学へ授業参観に行ってきました。
息子が通う学校ということもあり、塾講師の私も保護者として堂々と参加させていただきました。
そこで多くのお母さん方からMoveの評判を聞く機会があったのですが、「Moveは頭のいい子しか入れない塾」という声を耳にして気になりました。
確かに塾生たちの成績を見ればそう思われるのも無理はないかもしれません。
しかし、私たちが入塾を判断する基準は「成績」ではなく「前向きに努力する姿勢があるかどうか」なのです。
この話を塾で生徒たちにしたところ、ある女子生徒が私以上に憤っていました。
「だって、そう言っている人たちはMoveの中を知らないじゃないですか。
私は最初から頭がいいわけでもなかったし、
努力してきたことを知らないような人たちに『あそこは頭がいい人が行く塾』と言われるのは、
やっぱり腹が立ちます」
彼女の言葉に、私の方が深く感じ入りました。
実際、Moveに入塾した当初は偏差値40台の生徒も多く、定期テストでは200点台の生徒もいます。これまで一度も成績で入塾の可否を決めたことはありません。
私たちの塾「進学空間Move」は、前向きに頑張ろうとする生徒たちが集まり、お互いを高め合える環境を作ることで、自然と勉強に取り組める場所を目指しています。
そうして努力を続けた結果、外から見ると「頭のいい子しか入れない塾」と誤解されるような成績を出すこともあるのです。
それでも、塾生たちは「自分は頭がいい」なんて思っていません。
むしろ、そうではないからこそ、これだけの努力を重ねてきたという自負を持った子たちばかりです。
今後は「頭のいい子しか入れない塾」という評判を聞いたら、生徒たちに代わって私がはっきりと伝えようと思います。
「私たちは、努力を重ねようとする人たちが集まる塾です」と。

進学空間Move塾長
宮脇慎也(Shinya Miyawaki)
27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。
8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。
その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。
1977年生。射手座。B型。
家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。
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