
小学生の国語力を高めるというテーマについてお話しする際、基本的には2つの要素を考える必要があります。
① 語彙力を育てる
1つ目は「語彙力」です。言葉を知っているということは、それだけで学習において大きなアドバンテージとなります。言葉を知るためには、漢字の勉強や言葉の勉強、ことわざの学習など様々な方法がありますが、やはり何と言っても「本を読むこと」が最も効果的だと考えています。
進学空間Moveでは、音声を聞きながら本を読む「言葉の学校」というシステムを導入しています。読書を通じて自分の世界を広げ、普段の生活では触れることのない様々な世界のことを知りながら語彙力を増やしていく—このアプローチはとても効果的で、現在多くのお子様におすすめしています。
② 論理力を鍛える
次に大切なのは「論理力」です。先ほどお伝えした語彙力は、いわば論理の材料を集めるという作業。特に小学校5年生や6年生など、10歳を超えたあたりから、国語力において論理力が大きく関わってくると考えています。
「論理とは何か」という問いに対しては、「話の筋道を関連付けて展開する能力」と言えるでしょう。これだけを聞くととても難しく感じるかもしれませんが、今や国語における論理的思考は小学生にもわかりやすい形で教えることができます。
具体的には、論理力の根幹を成す3つの力があります:
- 比べる力
- 言い換える力
- 原因と理由を考える力
これらの力を中学生以降に意図的に鍛えることはなかなか難しいものです。ですから、小学生の間にしっかりと身につけておいてほしいと考えています。
もちろん、この論理力についても進学空間Moveでは小学生の国語の授業で丁寧に取り扱っています。
地頭がいい子を育てて
個別指導の形で、ひとつひとつ丁寧に教えていきますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

進学空間Move塾長
宮脇慎也(Shinya Miyawaki)
27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。
8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。
その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。
1977年生。射手座。B型。
家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。
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