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自学力は中学のうちから育むもの

「自学力」という言葉をご存知でしょうか?

 

私たち塾講師は、多くの生徒たちの成長を見守る中で、この「自分で学ぶ力」がいかに重要であるかを日々実感しています。

 

特に難関校を目指す生徒たちにとって、この力は高校生になってから急に身につくものではなく、中学生のうちに確実に養っておく必要があるのです。

 

 

教育の現場にいると、「教えてもらう」ことに慣れた生徒が多いことに気づきます。

私たちの業界でも、多くの塾で「手取り足取り」教えすぎている現状があります。

 

それは本当の学力につながるのでしょうか?

 

中学生に「自分で勉強してみよう」と促すと、最初はきっと多くの壁にぶつかります。

 

まず継続することの難しさ。毎日コツコツと勉強を続けるという習慣づけ自体が大きなハードルです。

これは大人でさえ難しいことですが、中学生にとってはなおさらです。

 

次に効率的な学習法を見つける困難さ。

ただ時間をかければいいわけではなく、「どう学べば身につくのか」を体感するまでには試行錯誤が必要です。

 

そして最も難しいのが、学んだことを実際の学力や成績に変えていくプロセス。

目に見える結果が出ないと、すぐに挫折しがちです。

 

これらの困難を乗り越えて自学力を身につけるのは、高校生からでは遅いのです。

 

本格的な大学入試が迫る前の中学時代に、この貴重な力を培っておく必要があります。

 

進学空間Moveでは、このような視点から中学生の時期から個別演習指導を取り入れています。

 

ただ教えるだけでなく、自ら考え、試行錯誤する環境を整えているのです。

 

高校生になってから慌てて「さあ、自分で勉強するぞ」と思うのではなく、中学生のうちから少しずつ自学力を育んでいく。

 

それが将来の大きな武器になります。

 

我々が目指すのは、生徒たちが真の意味で「自分の力で学べる人間」になること。

進学空間Moveはそんな場所として、多くの挑戦者をお待ちしています。

 


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。