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GWの宿題について

進学空間Moveの宮脇です。

ゴールデンウィークの宿題について少しお話ししたいと思います。

 

進学空間Moveでは、ゴールデンウィークに限らず宿題は基本的に出しません。

 

これにはいくつか理由があります。

一つは、宿題を出されてそれで勉強にやる気になる生徒は基本的にいないという考え方が根底にあるからです。

もともとMoveは毎日勉強しに来ることができる塾ですので、形式的な宿題をこなすよりも、塾に来て自分のやりたい勉強をどんどん進めるほうが良いと思っています。

 

もう一つの理由は、かなり個人的な考えにも基づきますが、「塾がゴールデンウィークの宿題を出す理由」についてです。

以前、大手塾に勤めていた際、上司から「ゴールデンウィークの宿題は親を納得させるために出すんだ」と言われたことがあります。

休暇中に宿題がないと保護者が心配になるため、という理由でした。

当時の私は、率直に子どもたちの成長のため、という理由でないことに驚いたものです。

Moveでは保護者の皆様に向けての意味のないことはしたくないので、むしろ宿題なんか出さないから充実した時間を過ごして欲しいと願っています。

 

私はゴールデンウィークにはしっかりと体を動かし、できれば外に出て、様々な経験を積んでほしいと思っています。

 

特に今回は暦の関係で4連休と短いため、この短い連休をしっかり楽しんでいただきたいです。

 

これまでの成績の伸びを見ても、「ゴールデンウィークの宿題を出さなかったから成績が伸びなかった」というケースは見たことがありません。

 

そういった意味で私は宿題というものに比較的否定的な立場です。

 

ただ、1つだけやっておいてほしいことがあります。それは「読書」です。

 

4連休で完読するのは難しいかもしれませんが、読書習慣を積み重ねて語彙力を高めたり、物語世界の擬似体験をたくさん積んでいってほしいと思っています。

 

以上が塾の方針ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

 


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。