安心できる学びの場を目指して

目次


1. はじめに とある相談の増加について

こんにちは、進学空間Move塾長宮脇です。

 

近年、

「塾の講師にこのような悩みを打ち明けるのは 筋違いかもしれませんが・・・」

こんな風に切り出されて、 様々な相談を受けることが 増えてきました。

 

なるほど。

 

一般的な感覚では塾教師に 持ち込まない内容かもしれませんね。

 

学校生活の悩みや、

友人関係のもつれ、

親子のコミュニケーション、

睡眠や生活習慣の乱れ、

ゲームへの没頭、

体調管理のことから、

時には恋愛に関する相談まで。

 

2. 心の安定と学習の密接な関係

全く問題ありません。

 

むしろ きちんと教えていただきたいです。

 

「塾講師は学習指導だけしていればいい」

 

そういった考えなら、 確かにその相談は的外れでしょうが、 私はそういうタイプの教育者ではありません。

 

そもそもMoveは、 「学習意欲の高い生徒に全力で取り組める環境を提供する」ことを 第一の理念としています。

 

つまりは、 「塾内であれば安心して勉強に没頭できる空間」という意味なのです。

 

悩みで頭がいっぱいの状態では、 成績向上を目指して集中して学習する なんて不可能です。

 

中高生時代に深刻ないじめを経験し、 学年最上位から偏差値30台まで 急落した経験を持つ私が言うのですから、 説得力があるでしょ?

 

無理なのです。

 

不安や心配で頭がいっぱいに なっている時に 勉強に集中しろというのは、 ある種の拷問に近い。

 

それが恋愛の悩みであったとしても、 やはり集中力は奪われてしまいます。

 

気合いや意識の問題ではないと 強く感じています。

 

そういうものなのですよ。

3. 安心できる学びの場を目指して

もちろん 私自身がその悩みを完全に解決できるとは 限りません。

 

しかし、 その生徒がどんな状況にあるかを 把握していれば、 授業での配慮が可能になります。

 

少しでも 心の負担を軽くする手助けが できるかもしれません。

 

あるいは、 16年の指導経験から ひとつの視点をお伝えできることもあるでしょう。

 

保護者の方も話すことで、 心が少し軽くなることがあるかもしれません。

 

少しでも安心できる環境で 学んでほしい。

 

そのためにMoveは存在します。

 

何か悩みがあれば、 遠慮なくご相談くださいね。


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。