公立中学生の定期テスト対策

目次


1. 高得点を狙うなら1ヵ月前からの準備が必須

ゴールデンウィークも開けて、そろそろ定期テスト1ヵ月前になった学校も多いのではないでしょうか。

 

広島では2学期制の学校が多いので、ちょうど今が1ヵ月前というところになっています。

この時期、定期テストに向けて何を考えて勉強していけばいいのか、お話しします。

 

広島では例えば元町高校に行こうと思えば、5教科合計で450点を必要とする人も多いでしょう。

そんな450点を取るような人は、一体今何をすべきなのか。

進学空間Moveの考え方をお伝えします。

 

まず知っておいてほしいのは、450点や430点などの高得点を取ろうという人は、定期テスト1週間前や2週間前の勉強だけではまず不可能だということです。

高得点を取るには、テスト期間に入る前にどれだけ勉強内容が頭に入っているかが大切です。

特に数学や英語などの科目では、今のうちに習ったことをきちんと理解していることが非常に重要になります。

 

特に数学は、この春の前期中間テストでは、中一から中三までどの学年も計算問題が多いでしょう。

この時期の計算問題は、今後1年の勉強の土台になります。しっかりと練習しておいてください。

2. テスト2週間前からは課題を徹底的に

テスト2週間前からどういったことを考えていけばいいのでしょうか。

 

進学空間Moveではテスト2週間前から対策が始まります。

最初の1週間は実はMoveでは学校の課題ばかりをやってもらっています。

いわゆる提出物というやつですね。

 

この提出物、勘違いしている人も多いのですが、しっかりやればそれなりに力がつくものです。

 

これから皆さんは学校のテストを受けるのですから、学校で出された課題をまずきちんとこなすところに注力してください。

 

時々、塾の課題で追われて学校の提出物まで手が回らないという人もいますが、正直順番を間違えています。

何はともあれ皆さんの勉強のベースは学校にあるので、学校の課題をやるべきなんです。

 

ですので、この1ヵ月前で「やることがない」という人は、おそらく提出物になるだろう学校の課題をどんどん進めていけばいいと思います。

その時に分からないところをきちんと解消していくという、じっくりとした取り組み方が大切になっていきます。

3. 提出物は「写す」のではなく「取り組む」もの

ちょっと余談ですが、Moveでは提出物を塾でやっていいという体制になっているので、答えを写すような人はまずいないのですが、昔よく見たことがあります。

 

答えを写した提出物は、どんなに取り繕っていても一発で分かるんですよね。

面白いことに、答えを写している人は、全問正解だとおかしいと気づくので、あえて簡単なところを間違え、難しいところは正解にしてしまうんです。

 

でも正直、答えを写した人特有の提出物というのがあるので、学校の先生も多分見抜いていると思います。

 

確証がないから流してくれているのでしょうが、自分の力にも何もならないし、しかも実は見抜かれているということを知っておいてください。

4. 繰り返しの学習で確実に力をつける

話を戻しましょう。

 

定期テスト2週間前からは、まず提出物を徹底的にやって、それが大体終われば1週間くらいでしょう。

その次に何をするかというと、残った1週間で徹底的にできなかったところをできるようにする。

要するに自分の得点を上げる期間に入るんです。

 

そうすると、テスト1ヵ月前からじっくりと一回自分でやり、2週間前から提出物を一回やり、さらにその間違い直しやできなかったところをできるようにしていくという形で、結局のところ最低でも3回は単元を勉強していることになります。

3回やれば、大体のことはできるようになります。

 

もちろん4周目、5周目に入る人もいますし、より確実に高得点をとっていくことができます。

 

結局、高得点を取る人は、1週間前、2週間前から勉強すればいいやというのではなく、本当に高得点を狙うのであれば、今のうちにこの1ヵ月前の段階から目の前の勉強に真摯に取り組んで、一つ一つ理解していくことを積み重ねておいてください。

 

Moveでは、定期テスト2週間前になったら毎日通塾できるという特典を持っている人も多いので、どんどん前に進んでいきましょう。

 

その時に一緒にやってみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。