こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。
今日は、喫茶店やマクドナルドなどで勉強することについてお話しさせていただこうと思います。
私自身も、ノートパソコンを持ってフタバ図書のタリーズなどに行き、いわゆるノマドワーカーのようにパソコンをカタカタと操作することがよくあります。
これが結構気持ちよく、仕事がはかどる気がするのです。
その際、周りを見ると高校生や中学生の学生さんが勉強している姿もよく見かけます。
さて、結論から申し上げると、喫茶店やスタバ、タリーズで勉強するのはやめたほうがよいでしょう。
ただし、作業であれば問題ないと思います。
作業には適しているが学習には不向きな理由
では、作業とは何かということですが、結局のところ自分の頭に残さなくてもよい仕事や勉強のことです。
自分の頭に残さなくてもよいことをするのであれば、タリーズや喫茶店で勉強したり仕事をしたりするのは悪くないのではないでしょうか。
また、私がホームページやブログを喫茶店で書くのが好きなのも、そこで書いた内容が頭の中に残らなくてもよいからです。
覚えておくものではないというか、すでに知っている・覚えている・感じていることを書き出すだけなので、それを忘れてしまっても正直問題ではないわけです。
周りがうるさかったり環境が変わったりして、なんとなく集中力が出るような気もしますし、気分転換にもちょうどよいのです。
しかしながら、勉強にはやはり向きません。
それは勉強した内容が頭に残らないからです。
あれだけうるさく、周りの集中力を乱す環境がある中で、学生さんによっては音楽を聴きながら勉強している姿も見かけます。
一生懸命勉強している様子で、集中力が出るような気がするという気持ちもわかります。
ただし、頭に残らないのです。
勉強して学力を上げる、偏差値を上げることを目標にした場合、勉強した以上は頭に残すことが絶対条件です。
そこがかなり難しいであろう喫茶店での勉強は、私はお勧めしません。
友達との勉強も避けるべき理由
続いて、友達と勉強するということについても、絶対にやめたほうがよいと子供たちには伝えています。
中学生と高校生に対してですが、「一緒に勉強しよう」ということで、テスト前になると一緒に勉強を始める光景をよく見かけます。
私も昔はよくやっていましたが、休日の土曜日や日曜日に図書館やどこか友達の家に集まって一緒に勉強しようというものです。
しかし、これも当然逆効果ですよね。
最初は一緒に勉強し始めて30分、もしくは1時間くらいはみんな一生懸命勉強するのでしょうが、「ちょっと休憩しようぜ」ということでみんなで休憩に入り、飲み物などを飲んでいる時に、例えば誰かが恋の話を相談し出したりしたら、もうそこから先は勉強どころではありません。
ひたすらその話ばかりで、結局徹底的にそこに向き合って話が進んでしまうというのは、中学生・高校生のあるあるです。
そうなるのが目に見えているので、友達と勉強するのは本当にお勧めしません。
場合によっては、友人関係が壊れるきっかけになりかねません。
一方は本気で勉強したかったのに、もう一方はそうでもなかった。
そういう状況で2人が一緒にいても、「一緒にいても仕方がない」というふうに思われる状況が起きてしまいます。
最適な学習環境を見つけることの大切さ
やはり友達とは、一緒に遊びに行くのが正解ですね。
友達なら勉強なんかせずに、友達同士で遊びに行く。
もともと勉強を目的に集まるというのは、本当に誰のためにもならないのでやめておきましょう。
このように考えていくと、やはり塾って最強だなと思ったりします。
若干ポジショントークと言えるかもしれませんが、率直な意見をお伝えしました。
参考にしていただけたらと思います。
学習環境を整えることは、成績向上において非常に重要な要素です。
一見楽しそうに見える喫茶店での勉強や友達との勉強会も、実際の学習効果を考えると疑問符がつくものです。
レポート作成や学校の文化祭の資料作成など、頭に残さなくてもよい作業であれば喫茶店も悪くありませんが、真剣に学力向上を目指すのであれば、集中できる環境を選ぶことが何より大切だということを、ぜひ覚えておいてください。