夏季講習初日の手応えと元塾生からの近況報告、そしてお母さん方との有意義な座談会

目次

1. 休講日に見えた受験生の成長

こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。

今日は日曜日ということで休講日でした。

休日にもかかわらず、高校生自習室には朝からずっと勉強している子たちが多くて、さすが受験生、大学受験生だなという貫禄が出てきたような気がします。

さて、今日は参議院議員選挙でもありました。

結果は20時に速報があって、どうも与党陣営が参議院でも過半数割れをしそうだということで、これからどんな政界再編があるのだろうかというところが注目されますね。

そんな大切な日にも黙々と勉強に取り組む生徒たちの姿を見ていて、改めて感じたことがあります。

2. 18歳になったら必ず選挙へ~民主主義への参加~

子供たちにはいつも、選挙はちゃんと見ておきなさいと話しています。

特に高校3年生の子で、18歳になった子に関しては、選挙にもう必ず行きなさいとお話ししているのです。

民主主義なので、選挙に行って自分たちの世代の考えを少しでも選挙に反映させようという意識は本当に大切だと思うのです。

でも、それだけではありません。

難関大学を目指す子たちは、いわゆる有識者を目指すような立場にあります。

勉強ができることに関して、もちろん自分の努力もあると思うのですが、実は多くの人の協力や援助があってこそ、自分の学力を伸ばして難関大学に進学できるということをきちんと知ってほしいのです。

そして、そこには大きな意味があると考えています。

3. 知識人としての責任~社会に対する義務~

知識人層と呼ばれる人間になるのであれば、当然そうした責任というものも備わってくるという話を僕は子供たちにすることがあります。

その責任の一端として、政治にきちんと参加するということは、とても大事な観点なのではないでしょうか。

 

自分が行きたい大学があり、学びたい学問がある中で、それを実現させてくれる社会というものに多かれ少なかれ関わっています。

そこに対して責任が発生していないと思うのは、少し傲慢じゃないかということを、子供たちにもお話をさせてもらっているのです。

選挙に行くということ、政治に関心を持つということ、そして日本の未来を担うその一端を担うということ。

そこに対して責任を果たせる大人になってほしいと心から願っています。

だからこそ、皆さんには必ず選挙に行ってほしいと思うのです。

 


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。