広大附属進学クラス夏季講習中間報告 ~考える力を鍛える難問との格闘~

目次

※塾の様子を写真に撮りAIを使って画像をしてみました

1. はじめに

こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。

7月25日から5名の生徒でスタートした広大附属進学クラスの夏季講習について、中間報告をさせていただきます。

まだ2回しか授業を行っていないのですが、子供たちと一緒にかなり難易度の高い問題に挑戦している状況ですので、その様子をお伝えしたいと思います。

2. 偏差値70突破問題集との格闘

現在使用しているテキストは、以前もお話しした「偏差値70突破問題集」です。

全国の公立トップ校の独自問題を中心に編纂された問題集で、本当に手応えのある内容になっています。

数学では整数問題を扱っているのですが、素数や素因数分解を使って数字の性質から問題を解いていくという分野です。

与えられた条件から考えられる条件を導き出し、そこから数式をいじって、最後にはもうどうにもならないから総当たりで検討していく、そういうプロセスを経て答えを導いていく問題なのです。

実に奥深く考える問題が多いですね。

この広大クラスの子たちは、そういう考える問題を諦めないというのが前提の子たちばかりです。

むしろ、そういう難問が来たときには燃えるような子たちなので、「あーでもない、こーでもない」とやりながら本当に頑張っています。

 

3. 英語で見えてくる課題と着実な成長

さて、英語では並べ替え問題を中心に取り組んでいます。

英語のルールを本当にきちんと把握しているのか、実はなんとなくやっているんじゃないかというところが、如実にわかってきますね。

このクラスの子たちは基本的な文であれば十分対応できるのですが、ちょっと捻りがあったり構造が複雑な文になると、まだまだ慣れていないというところも見受けられます。

とは言え、参加している子たちも「難しい」と頭を悩ませながらも、「楽しい」とも言ってくれている子が多いのです。

そういう授業ができていて、私としても本当に嬉しいですね。

4. 今後の展望と参加のご案内

この広大進学クラスは、夏休みが終わってからも継続していく予定です。

広大附属は高い偏差値の子しか入れない学校でありながら、宿題もあまり出さず、自らの責任と自由を与えて子供たちを成長させてくれる学校という評価を、保護者の方々から聞きます。

そんな広大附属に行きたいんだという子について、どうぞお待ちしております。

難問に挑戦することを楽しめる子たちと、これからも一緒に成長していきたいと思っています。


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。