潰れる塾

 

まずは、昨日ご案内したZoom説明会について。

早速何人もの方が登録してくださいました。

ありがとうございます。

有益な情報をご提供できるようにしっかりと準備してまいります。

まだ登録していないよという方は、下の画像からお願いします。

Moveの前に勤めた塾

 

さて、本題です。

 

昔むかし、もう15年近く前、Moveを立ち上げる6年前のことです。

 

雇われ塾講師として、ある個人塾に勤めることになりました。

 

勤めだした初日に気づきました。

 

「この塾、やばい」と。

 

生徒がまるで勉強に前向きでないのです。

 

 

 

一番驚いたのは、中2の、成績別に分けられた上位クラスの授業に初めて入った時です。

 

教室のドアを開けた途端、僕の胸に紙飛行機が当たりました。

 

新任の先生に対して、入ってきた途端に紙飛行機を飛ばして笑い合う生徒たちがいたのです。

 

 

「フザケンナ!」

 

 

と、着任の挨拶もせずに怒鳴り声をあげました。

 

そして、いきなり説教をしだしたのです。

 

生徒たちがかなりおどろいて神妙に話を聞いていたのを覚えています。

 

彼らは「やばい奴がきた」と思ったことでしょう。

 

 

 

その日から、僕は来る日も来る日も怒鳴り声をあげて、場合によっては机やホワイトボードを叩き、大きな音を立てて、生徒を叱っていました。

 

時には、生徒を「塾から出て行けー!」と、本当に退塾させたこともあります。

 

 

 

いわゆる「叱り役」の任務を背負っていたのです。

 

しかもそれは、塾長からお願いされてやったわけではありません。

 

自分で率先して叱り役を買って出ていました。

 

 

 

だって、生徒の様子があまりにも塾にふさわしくないものだったから。

 

 

 

勉強することから逃げて、やる気がなくて、ダラダラ。

 

テスト前の補習からもヘラヘラ笑いながら逃げようとする始末。

 

先生と生徒の信頼関係もへったくれもあったものじゃありません。

 

 

 

ただ、そんなことをやり続けて1年経ち、2年経つと、だんだんと塾もまともになり、不真面目な子が減っていきます。

地域の評判も良くなり、勉強に前向きな生徒が集まるようになり、着任した当初は60人くらいしかいなかった塾が、5年後には150人まで増えていました。


それと反比例して、僕も声を荒げることが減っていきました。


僕だって必要がなければ、声を荒げません。

 

当時を知る生徒から言われたことがあります。

 

「あの頃は、宮脇先生が塾長みたいだった。

 

叱り役も、笑わせ役も、褒め役も全部宮脇先生がやっていたもの」、と。

 

 

 

十分にご恩返しができたと判断した僕は、その塾を6年間勤めて退職し、Moveを立ち上げました。

 

前々から準備して、円満に退職したつもりです。

 

ですが、案の定というか、

 

あれよあれよと言う間にその塾は生徒が減ってしまい、僕が退職した5年後に廃業してしまいました。

 

あんなに生徒がいたのに・・・。

 

詳しくは知りませんが、元に戻り、塾内の風紀が乱れていったのでしょうね。

 

そうして、勉強にやる気がある生徒からやめていく・・・。

 

よくある塾が潰れるプロセスです。

 

とても残念です。

 

 

前向きに頑張りたい生徒のための塾

 

そうした経験から、とても当たり前の持論を持っています。

 

 

塾というのは、

 

やる気がある生徒のためのものであり、

 

やる気のない生徒にとって居心地のいい塾は

 

塾としての存在価値はなく、

 

市場から淘汰されていく。

 

 

 

今は小林先生や杉野先生など社員の先生がいてくれるので、彼らに任せる部分もありますが、塾内の空気に対する感覚は保っているつもりです。

 

僕があまり怒らない時は、Moveの風紀がある程度うまくいっている時です。

 

ですが、これはまずいと判断した時は、大きな声でしかり飛ばすこともあるでしょう。

 

 

 

 

それは、

 

自分の勉強に対して嘘をついた時。

 

人の勉強を邪魔するような行動をとった時。

 

前向きに頑張る生徒が居心地が悪く感じる行動をとる時。

 

 

 

最近、あまり叱るような事態になっていないので、

 

お忘れの生徒もいるとは思うのですが、

 

Moveはそうした行動を許さない塾ですよ。

 

 

前向きに頑張りたい願う生徒が、楽な気持ちで頑張り続けることのできる環境を提供していくのだと、今一度自分に言い聞かせようと思います。