小冊子への道②「ギャップ」

「小冊子(kidle本)への道」

 

先日から書き出している「本気のチラシ」に入れる予定の原稿。

 

「本気のチラシ」というのもなんかネーミングがイマイチですので、これからは「小冊子への道」と題名をつけて書いていきますね。

 

小冊子にするのか、kindle本にするのか、その辺はまた考えるとして、下書きを兼ねてこのブログに書いています。

 

イメージしているのは、三章立ての本。

 

第一章 勉強する意味やモチベーションに関する章

第二章 勉強の方法に関する章

第三章 受験への取り組み方やその注意点に関する章

 

これは、以前紹介した塾さんが作成した本の章立てをパクりました。

(実際はもっと素敵なネーミングがされています)

 

とりあえず真似て、やってみる。

 

「考えるのはやりながら」というのは常道ですね。

 

今日は、第一章「勉強する意味」に入る予定の文章です。

 

まずは書いてみます。

 

 

 

 

ギャップ

 

君は、どんな人が魅力的に思えるだろうか。

 

優しい人。

人を楽しませる人。

強い人。

賢い人。

かっこいい人。

きれいな人。

何かに挑戦している人。

何かを成し遂げた人。

 

もちろん答えは一つじゃないし、人それぞれだ。

 

だけど、その「魅力的な人」の項目の中に、

「アウトプットとインプットのギャップの大きい人」

というのも入れて欲しいな。

 

アウトプットというのは、頭にあるものを声に出したり、文章に書いたりして表現すること。

 

インプットというのは情報を頭の中に入れることで、本を読んだり、体験したり、勉強したりと色々な行動がこれに含まれる。

 

そして、アウトプットしている量以上にインプットしている人は、本当に魅力的だ。

 

そのギャップが大きければ大きいほど、魅力的に感じる。

 

一つの発言の裏側に隠れている膨大な情報や体験の大きさが、その人を魅力的にしている。

 

 

 

ここに、同じことを話しているAさんとBさんがいたとしよう。

 

Aさんは、自分が持っている1000ある知識の1つを話しているに過ぎない。

 

話し方にも余裕があるし、何を質問されても淀みなく答えてくれる。

 

一方で、Bさんは10しかない知識のうちの1つを一生懸命に話している。

 

どこかたどたどしい話し方だし、時々話の整合性がとれていなかったりする。

 

二人は同じことを話しているのだけど、聞いている方としては不思議なことに、Aさんの話の裏に膨大な知識が隠れていることを感じ取ってしまう。

 

そして、自然とAさんの話を信頼するし、魅力を感じてしまう。

 

そんな経験はないだろうか。

 

僕は大人になってそういう魅力的な人をたくさん知っている。

 

 

 

 

もう一つ別の例え話をしよう。

 

君は水圧の実験を知っているかな。

 

 

容器に水が入っていて、容器に同じ大きさの穴をいくつか開けると、下の穴から出る水の方が遠くまで飛ぶという実験だ。

 

これは水圧の実験なんだけど、容器の中に水がたくさん入っていればいるほど、遠くまで鋭く水が飛ぶということも示している。

 

 

 

どこか上の話に似てると思わないかな。

 

そう。

 

頭の中にたくさんの知識や情報が入っていれば、言葉として伝える情報は、自然と説得力をもちたくさんの人に届くということでもある。

 

だから、頭の中に「水」はたくさん入れた方がいい。

 

たくさん「水」を入れて、「情報の水源」をそれこそダムくらいまで貯めることができたら、それは君の魅力になる。

 

 

 

 

ほら。

 

これだけ溜まった水だと、その雄大さに圧倒されるだろう。

 

 

そして、ひとたびそれを「放流」すれば、とんでもない勢いで多くの人に届く。

 

 

結局、君たちが毎日コツコツしている勉強は、君たちを魅力的にしているんだ。

 

そんな事実を知って欲しい。

 

だから、もっと堂々と勉強しよう。

 

君たちが、将来、発言や表現の裏側にたくさんの「水源」を抱える魅力的な人になることを願っているよ。

 

 

 

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