
日曜日の夜はMove初のZoomによる新中1向け入塾説明会を行いました。
合計で16のご家族のご参加をいただき、まことにありがとうございます。
早速体験入塾のお申し込みもいただき、嬉しいです。
オンラインであれリアルであれ、授業であってもそうですが、自分が前面に立って説明すると客観的に見れず、きちんと伝わっているのか不安になります。
ですが、皆さんのご感想を伺うときちんとご理解いただけたみたい。
「Moveさんはいい塾だなあ」
と、見学してくれた同業の先生からも感想をいただきました。
素直に喜ぼうと思います。
挨拶の理由
さて。
その説明会の中でもお話したのですが、
Moveには鉄則ともいうべき約束事がいくつかあります。
その中の一つが、
来た時と帰る時の挨拶をすること。
「こんにちは」でも「よろしくお願いします」でも、
「ありがとうございました」でも「さようなら」でもいいのですが、
とにかく来た時と帰る時には、必ず聞こえるように挨拶をすること。
そうでない人が出てきた時には、途端に不機嫌になることがあります。
僕の癖として、子どもたちにルールを課すときは必ず理由を説明するようにしているのですが、これの理由なんて特にないのです。
子どもたちには「僕のわがまま」と伝えています。
単純に、塾長である僕が、挨拶もできない関係の人と何時間も一緒の空間にいたくないだけ。
だって、挨拶もしない人に「勉強教えてください」と言われても「嫌だ」と思っちゃうから、と伝えています。
それが仕事であっても、「嫌だ」と思っちゃうのは思っちゃうんですよ。
無茶苦茶な説明の仕方と思うかもしれませんが、仕方ありません。
それが素直な理由なのですから。
そりゃあ、教育論的なことを振りかざして、
「挨拶をすると、お互いが気持ちよくなるでしょう?
だから挨拶をするようにしないといけないんですよ」とか、
「儒教文化の日本では、目上の人に対して挨拶を交わすのは当然のことです」とか、
理屈をつけてもいいのですが、
僕自身がそんな説明に深く納得したことがないので、そのように伝えないのです。
ただ単純に、「塾長である僕が挨拶をしない人と一緒にいたくない」というわがままを振りかざしているだけ、と説明しています。
なんて乱暴な説明でしょう。
しかし、不思議なことに、
これに関してはそういう乱暴な説明をした時の方が、子どもたちのうなずき方が深いんですよね。
この理由がおかしいという意見も聞いたことがない。
むしろ妙に納得できると言ってもらえます。
彼らも知っているのでしょう。
挨拶をしない時の居心地の悪さを。
道徳的なことを説明するのに、実は理屈なんていらない。
感覚に訴えた方が納得できることもある。
時には、そういう説明の方が効果的であるというお話でした。
生徒アンケートから「Moveのいいところ」
さて、今日も生徒のアンケートのご紹介。
テーマは「Moveのいいところ」。
塾生はこんなところがMoveの長所と思ってくれているようです。




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茂木 (水曜日, 03 2月 2021 00:21)
素敵な話ですね(^^)/理由を付けて諭すことではないですよね。基本ですもんね
子供たちのアンケートには温かさが感じられますね。素晴らしい