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幸せを感じるために必要なものは〇〇。

 

今日のお話は、

説明会などでお話しさせてもらうこともある話で、

知っている人もいると思うのですが、

大事なことなのでブログでもシェアしますね。

 

 

 

昨年、大変興味深い論文が発表されました。

 

神戸大学(経済産業研究所)と同志社大学の先生方による共同研究です。

こちらからダウンロードできます。)

 

 

 

 

テーマは「幸福感」。

 

 

 

もう少し言うと、

 

「自分自身が幸福である」と感じるためにはどの要素が必要か?

 

そんな心理学的統計調査です。

 

 

 

調査された要素は5つ。

 

・世帯収入

・学歴

・健康

・自己決定

・人間関係

 

 

 

 

これら5つの要素のうち、

どれがあれば自身が最も幸せと感じるか、という調査です。

 

 

なお、自己決定とは

「自分の人生を自分で決めてきた感」のことで、

自分の人生を自分で選択してきた実感のことだとご理解ください。

 

 

 

 

そして、

その結果がなかなか興味深かった。

 

 

 

 

 

 

皆様は、ここで予想してみてくださいね。

 

 

・世帯収入

・学歴

・健康

・自己決定

・人間関係

 

これら5つのうち、どの要素があれば

自身が幸せと感じるのか?

 

 

5つの要素を順位付けしてみてください。

 

 

答えは下に進むと載っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸福に必要なものは何か?

 

それでは、結果発表です。

 

 

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1位 健康

 

2位 人間関係

 

3位 自己決定

 

4位 世帯所得

 

5位 学歴(統計的に有意ではない)

 

 

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いかがでしたでしょう?

 

意外だったという方も多いでしょうか?

 

 

 

 

 

詳しくは論文を読んでいただくのが一番なのですが、

ごく簡単に要約すれば、こういうことです。

 

 

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幸福感を感じる条件として、

まずは健康、そして人間関係が重要。

この2つはどの状況においても前提である。

 

次いで重要だと言えるのが「自己決定」。

世帯収入も幸福感に必要であることは

間違いないのだが、

それ以上に

「自分の人生を自分で決めてきた」かどうかで

幸福感は左右される。

 

学歴は全体として

説明変数としては意味を持たず、

他の4つがあるかどうかで、幸福感は変動する。

 

 

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学歴に関していえば、論文を詳しく読むと、

全く無意味とは言えなさそうですが、

全体として、説明変数として意味を持たないようですね。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

自己決定の重要性。

 

 

 

大人になった今なら分かります。

 

例えば

40歳を超えた現在、

私が自分の人生は実は親がデザインしてくれたものと

思い込んでいたら、

今がどんなに裕福でも

確かにつまらないと感じるでしょうね。

 

 

「親の呪縛から逃れられない」

 

なんて思い悩むかもしれません。

 

 

 

 

 

自分の進路は自分で選ぶ

 

では、ここから何が言えるでしょう?

 

 

 

私たちは、高校入試や大学入試の合格を目指す学習塾ですが、

同時に生徒が幸せを感じる人生であってほしいと願っています。

 

 

 

その意味で言えば、

 

 

志望校は責任をもって自分の意思で決める!

 

 

ということが大切だと分かります。

 

 

 

 

親御さんの希望もあると思いますが、

子どもたちの幸せを願うならば、

最終的に子どもたちが自分で決めなければならない。

 

 

親御さんは最終的に生徒が決めたことならば、

腹をくくってそれを認めなければならない。

 

 

一方で、

子どもたちは、自分の選択に責任を持たなくてはならない。

この決断が本当に正しかったかどうかなんて分からないけど、

そうだと信じて、自分の進路先を自分で決めなくてはいけない。

 

 

 

 

 

これは子供たちも大変ですが、

親御さんも大変です。

 

 

双方にとって怖いことだと思います。

 

 

でも、それをしないと生徒たちの幸せには繋がらない。

 

 

 

 

 

でも、そうした進路選択にきちんと向き合い、

乗り越えたのなら、

子どもたち自身が幸せを感じやすいという

研究結果があるのです。

 

 

 

 

皆さんは、これを読んでどう考えますか?

 

 

私は、むう。と考え込んでしまいましたよ。

 

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コメント: 2
  • #1

    茂木 (木曜日, 30 7月 2020 12:21)

    宮脇先生、人生は意識して無くても選択の積み重ねですもんね。しかし幼少期から指示されてばかりでは、自己決定は何か分からず進む子も多いと思います。まずは親たちが気付いて行くべきですよね。人生一度きりですから(^o^)

  • #2

    宮脇 (木曜日, 30 7月 2020 16:36)

    コメントありがとうございます。
    そうですね。
    もちろん完全に放任すればいいというわけではありません。
    情報を与え、考え方を複数与えて、アドバイスをするという前段階が必要だとは思うのですが、最終的な決断は生徒本人が自己責任で行うのが、その子の幸せに繋がるというお話です。