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個別演習の是非

 

昨日は最後の一人になっていた新型コロナの患者さんが退院されて、広島県でも感染者が0になった日でしたね。

 

本当に良かったです。

 

 

 

そうやって、油断は禁物ですが、徐々に日常が戻りつつある中、

昨日は、久しぶりに気のおけない友人たちとリアル会合を開いていました。

 

 

これまでもZoomやチャットツールを使って、やり取りはしていましたが

実際に会ってお話しするのはまた格別に居心地がいいです。

 

 

 

 

 

 

個別演習の長所

さて。

 

その会話の中で、

この休校期間中のそれぞれのお子さんの学習の様子が話題になりました。

 

 

中学生や高校生のお子さんがいる友人たちの話です。

 

 

 

 

 

それぞれの学校で、リモート授業を行っていたようです。

 

それだけでも恵まれていますね。

 

リモート授業を実施してくれた学校とそうでない学校がありますから、

リモート授業を受けられただけでも良かったと思うべきかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、それで満足していたら話が進みません。 

 

もう少し掘り下げてみましょう。

 

 

 

ある高校生のお子さんがこう言っていたそうです。

 

 

 

「このコロナ期間が、人生で一番勉強した〜!」

 

と。

 

 

 

 

おや? 

 

学校のリモート授業といっても、

朝から晩まで行っていたわけではありません。

 

長くて一日2〜3時間。

 

それ意外は課題です。

 

 

なんかMoveのシステムと似ていますね。

一斉授業は最小限で、それ以外は自分で行う形。

 

 

 

しかし、普段の6時間授業や7時間授業の方が、単純に勉強時間は長いはずです。

 

 

 

でも、そのお子さんは「コロナ期間が一番勉強した」という。

 

 

 

これはどういうことでしょう?

 

 

 

 

そう。

 

 

 

結局、

 

「自分でやっている方が、頭を使い学習した実感がある」

 

ということですね。

 

 

 

一斉授業が中心の学習だと、どうしても自分の頭で考えることが減ります。

 

受け身の時間が長くなり、学習している感覚は薄くなるでしょうね。

 

生徒たちも自分で学習するより、一斉授業を受けている方が「楽」なはずです。

 

成果としても、時間の割には乏しいと感じることも多くなるでしょう。

 

 

 

そう言えば、

私が浪人時代に偏差値40→70に上がった時は、

自習室にこもり、毎日頭がふらふらになりながら帰っていた覚えがあります。

 

 

そうやって自分で取り組み、

脳に汗をかいた経験こそが学力を上げるということです。

 

 

 

はい。

 

結局のところ、

 

Moveでやっている個別演習のような形が

もっとも学習濃度が高くなるでしょう、

 

という自慢話をしています。

 

 

 

入塾テストを課さないMoveのような塾で、

中3生の平均偏差値が毎年のように60(上位16%)に届くのは、

この方法によるところが大きいと自負しています。

(中1の頃は50ちょっとの子達です)

 

 

 

 

個別演習の短所

 

ところが、一方で、

別の友人がこんなことを言っていました。

 

 

 

「でも、そうやって課題を一生懸命やっていたうちの子は、

 

そのあとの実力テストがイマイチすぎて、困ってしまったよ」

 

 

と。

※この子の名誉のために申し上げておきますが、

優秀な子であることは間違いありません。

 

 

 

 

それもまた事実でしょう。

 

 

 

 

一生懸命やっても成績が上がらないことがある。

 

個別演習の欠点は、そこにあります。

(他の形態でもあることだと思いますが)

 

 

 

頭を使うことなく、

受け身的に、あるいは作業的に課題をこなした場合、

ほとんど効果がありません。

 

 

しかも、本人には「自分でやった感」がある。

 

 

その時は、

「あんなに一生懸命やったのに、なぜだろう?」

なんて苦しむことになります。

 

 

 

その多くの原因は、

勉強が「作業」になっていることです。

 

 

この場合の作業とは、

頭を使わなくてもできること、の意味です。

 

 

 

例えば、

Moveではフルコースの子は学校の課題をやる子も多いのですが、

好んで漢字や英単語の練習をひたすらやろうとする子は、

成績が伸びません。

 

意識的か無意識的かは知りませんが、

おそらく本人も知っているでしょう。

 

 

 

 

頭空っぽにして、

ひたすら漢字を書いている方が楽だ、

 

と。

 

 

 

どんなに注意して、内容を変更させても、

気がつけば漢字や英単語の練習ばかりをしようとする。

 

 

 

 

しかし、それは学力が上がる勉強方法ではないですね。

 

全く脳に汗を書いていません。

 

 

私の嫌いな「ただの面倒くさい作業」です。

 

 

もちろん学校の課題なのでやらなくてはいけませんが、

その課題こそ集中して素早く終わらせて、

自分の課題に取り組むべきなのです。

(その場で覚えることができれば完璧です)

 

 

 

作業をなるべく排除して、

頭を使い理解し、覚えるべきことは覚え、

できるようにするのが勉強であるということが

理解できるようになれば、個別演習はかなり効率がいい。

 

 

 

Moveでも、新入塾生の何割かはこの壁に苦しむことになります。

 

 

この壁を乗り越えることができた時には、

一気に成績が上がると分かっていますが、

それがどうしてもできない人には辛いことになります。

 

 

 

だから、Moveには小学生のうちから入塾することをお勧めします。

 

 

Moveの小学生授業は、

特に国語で、考えることを徹底的に行うことを目指しているからです。

 

国語の授業というより、もはや「論理」と名付けた方がいい内容。

 

 

 

考える癖をつけて、

自分でどんどん進めていく力を持った人が、

頑張れる環境を得て、楽に頑張るのが最強である、と

常に理想を追い続けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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