Moveの入塾に対する心持ち ～自分で決めて飛び込む勇気を～

こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。

今日は最近感じたことを少し共有したいと思います。

それは、Moveに入塾するときの心持ちについてです。

私たち塾の中にいる人間からすると、特別なことはないというのが実感なのですが、このブログを読んでいる皆様、あるいはこの街の周りの皆様からすると、Moveという塾は大変レベルが高く、中にいる子たちもできる子たちばかりで、厳しい塾だというようなイメージを持っている方もいらっしゃるようです。

実際のところ、レベルの高いことはいろいろやらせてもらっているし、うちの生徒たちも一生懸命頑張ってくれていると思うのですが、中にいるみんながみんな成績が良いかというと、それはもちろんそれぞれというのが正直なところです。

Moveでは、成績で入塾を許可する・許可しないという基準を基本的には設けていません。

どの方でも覚悟さえあれば、つまり勉強する気持ちがあれば受け入れるというのがMoveの基本方針です。

皆様にお伝えしているのが、Moveは「公立上位校進学専門」と謳っているわけですが、個別演習という指導形態は、比較的上位層の生徒にマッチする教え方だと捉えています。

ですので、極端に学力が低い子が入塾してきて、十分な成果が出るかどうかは、その子次第です。

その子が一生懸命頑張ってもらうし、一生懸命私たちもサポートはするのですが、本当にこの形で成果が出るかどうかは、その子次第というところがございます。

はまればめちゃくちゃ学力が伸びるのは、本当に多くの子で確認が取れているのですが、ある程度の条件があるということでもあります。

その点について、皆様に公平に・率直に申し上げているわけですが、ただ、やる気がある子、頑張ろうとする子を現在の成績で入塾を許可する・許可しないというような考え方はありませんということはお伝えしておきます。

さて、ここからが本題です。

最近いろいろなお話をいただいたときに、こういうMoveの姿勢を「だからそういう場所で頑張りたいんだ」というふうに前向きに捉えてくれる子がいる一方で、入る前からそんな場所でやっていけるかどうか自信がないというふうに尻込みしてしまうお子さんもいるというのが現実のようです。

私たち塾の人間、そして塾にいる生徒たちに聞いてみても、やってしまえば意外にできるのになあというところは正直あって、思い切って飛び込んできてほしいなとは思っています。

ただ、私がしつこくその子に説いて、やる気を出さなくてはいけないんだとか、勉強の意味はこうだから迷っているんだったら飛び込んでおいでというふうに説得をしかけることもないのです。

ここからすごく大事なところです。

どこの塾で勉強するのか、どのようになっていきたいのか、どういう環境を自分が手に入れたいのかというのは、中学生以降であれば子どもが決めるべきです。

それは最終的には子育ての目的は自立にあるということも含めてなのですが、やはり自分で決めて自分で動くというこのプロセスを中学生の時からきちんと求めていきたいと考えています。

そして、この最初の入塾の動機というのは、その後の勉強にずっと影響します。

つまり、自分で決めてやり始めた塾なのか、それとも親や塾の先生に説得されて仕方なく入った塾なのかによって、もう全然その後の取り組み方が変わってくるのです。

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