目次

1. 模擬試験の結果から見える合格への道筋
こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。
今日は中学3年生の皆さんのために、少し厳しめのお話をさせていただきます。
高校入試を見据えた現実的なお話で、特に逆転合格を目指す方—今の内申点や偏差値よりも上の高校を狙う方にとって、まさに今が勝負の時期だということをお伝えしたいと思います。
例えば進学空間Moveでは、年間5回の広島県全県模試を実施しています。4月、6月、8月、11月初旬、そして1月初旬です。
模擬試験は志望校を決めるため、そして自分の現在地を把握するために行うものですが、逆転合格を狙う場合、8月までが一つの大きな勝負どころだと考えてください。
8月までにB判定、つまり合格レベルに一度は到達しておかないと、後々自分自身が不安になってしまうのです。
8月の段階では「まだ時期的に諦める必要はない」と思われるかもしれません。
しかし、志望校の最終決定は12月なのです。
中学校との面談が12月にあり、そこでほぼ志望校が決まります。
公立高校入試では2月中旬に志願変更のチャンスが一度ありますが、基本的には12月の面談でほぼ決定するのが現実です。
それを踏まえると、今が勝負なのです。
少し早くない?と思うかもしれませんが、以下でその理由をお伝えしますね。
2. 心理的プレッシャーと現実的な判断
Moveの広島県全県模試の日程で言うと、11月初旬の第4回模試が12月の面談にギリギリ間に合います。
11月の模試でボーダーを越えれば、よしこれで挑戦できる!と思うことができるように思えます。
しかし、これまでの経験で言うと、第1回、第2回、第3回とC判定、D判定と志望校に届かない判定を3回連続で取った後、ギリギリ11月の第4回模試でB判定やボーダーを超えた場合、多くの生徒が「本当にこの1回の結果だけで志望校を貫き通していいのか」と躊躇してしまうのです。
実際に躊躇して、「無理をするよりも確実に行ける高校にしました」という生徒をこれまで何人も見てきました。
私としてはチャレンジ受験を応援したいのですが、本人が怖くなってしまうのです。
だからこそ、自分が安心して受験するためには、8月のMove夏期講習終わり頃に行う広島県全県模試第3回で、B判定やボーダーを超える、あるいはそれに近づく状況を作っておくことが重要なポイントなのです。

3. 今こそスタートダッシュの時期
8月までに結果を出そうと思うなら、頑張るべきは今です。
夏期講習で頑張れば即結果が出る、1ヶ月頑張れば即結果が出るというものではありません。
勉強はそこまで甘くはないのです。
学力がぐっと上がるためには時間が必要で、早くても3か月程度の期間が必要です。
8月に結果を出そうと思うなら、この5月、6月からどんどん勉強を加速していき、今は届いていない学校を目指していただきたいと思います。
特に受験が近づいてきた年度終わり頃に勉強を始めて、偏差値が上がることはなかなか難しいのです。
なぜなら、当然その頃は周りのみんなも本格的に勉強を始めるからです。
偏差値は相対評価ですので、みんなが勉強している中で自分も勉強していても、なかなか偏差値は上がりません。
この春から夏にかけての段階であれば、中学3年生の受験生でも、まだ本腰を入れていない生徒は多い。
だからこそ、今のうちにどんどん勉強して偏差値を上げ、8月、そして11月、1月の模試で結果を出し、自信を持って高校入試を迎えていただきたいと願っています。
そのためのコツコツできる学習環境が必要であれば、ぜひ私たちの門を叩いてみてください。
今が勝負です。
逆転合格を狙うのであれば、この5月、6月からのスタートダッシュがすごく重要になります。
皆さんの高校入試を心から応援しています。
本気で勉強する場所が欲しいという人は、この画像をタップしてくださいね👇

進学空間Move塾長
宮脇慎也(Shinya Miyawaki)
27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。
8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。
その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。
1977年生。射手座。B型。
家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。
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