「やればできる」を実現する場所──Moveが個別演習にこだわる理由

「勉強しなさい」と言えば言うほど、子どもはやる気をなくしていく。そんな経験、ありませんか? 実は多くの保護者の方が同じ悩みを抱えています。そして「やればできるのに…」という言葉の裏に隠れた本当の難しさに、気づいている方は意外と少ないのです。

こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。今日は、私たちMoveが根本に置いている勉強に対する考え方についてお話しします。

「やればできる」の本当の難しさ

Moveは「個別演習指導」という授業形態で子どもたちを指導しています。通常の学習塾に慣れている方からすると、そのメリットが見えにくいかもしれません。

私たちの考え方の根本は、実はとてもシンプルです。「やればできる」──ただそれだけなのです。

一般的な中学生の7〜8割は、やればできます。本当にやれば、できるのです。

ところが、この「やる」ということがどれほど難しいか、きちんと考えている人は意外に少ない。「やればできる」と言いながら、なぜか一斉授業で一生懸命教えたがる。やらせない。わかっているはずなのに授業をする。私たち教育業界は、そういうことをしがちです。

わかりやすい授業をして、目の前の生徒が理解したつもりになっても、本当にできるかどうかは全然別の話です。「わかる」と「できる」は違う──よく言われることですが、そこに焦点を当てた指導をしている塾は本当に少ない。私はずっとそれが不思議でした。だからこそ、Moveを作ったのです。

アウトプットの時間をどれだけ確保できるか

私自身、一斉指導の講師として長く働いた時期がありました。だからこそ、一斉指導のメリットもデメリットもよくわかっています。

結論から言えば、学校の授業である程度わかっている子たちに必要なのは、それをより完璧にするためのアウトプットの時間です。理解を深めるために、自分の手を動かし、頭を使う時間をどれだけ確保できるか。ここに焦点を当てることが、本当に大切だと思うのです。

これまでの経験から確信しています。中学生の上位7〜8割は、この方法で伸びます。

残りの1〜2割に関しては、改めて授業をしてあげたり、横について教えてあげたりする必要があると思っています。でも、その子たちのケアをすることと、7〜8割の子たちに「やる場」を提供することは、きちんと分けて考えないといけません。

Moveは、7〜8割の子たちに「やりやすい環境」を徹底的に提供する。そういうことを目指している学習塾なのです。

子どもたちの声──「教えてもらう」より「自分でやりたい」

最近公開したインスタグラムの動画で、ある中学3年生の女の子がインタビューに答えてくれました。「この個別演習の方法で私は変わった」と。彼女はMoveに来る前、2回、3回と塾を変えていました。そしてMoveの門を叩いてくれたのです。彼女が求めていたのは、結局のところ「教えてもらうこと」ではなかった。自分の力で前進する場所──それを提供してほしかったのです。

この声は、彼女だけのものではありませんでした。最近、別の塾から複数の生徒がMoveに移ってきました。彼らが口を揃えて言うのです。「前の塾は授業も自習室もうるさかった。でもMoveに来て、ここなら集中して勉強できると思った」と。

おそらく一般的な感覚からすると、一斉指導をメインにしている塾のほうが「手厚い指導」をしていると思われるかもしれません。でも、子どもたちが本当に求めていたのは何だったのか。本気で勉強できる場所──それが欲しかったのです。

子どもたちというのは、実は大人が思っている以上に「自分でやりたい」と思っています。でも、やり方がわからない。あるいは、やり続けることができる場所がない。一人の女の子も、複数の生徒たちも、求めていたのは同じだったのです。

勉強し続けることの価値を、この場所で

勉強をし続ける。1日に2〜3時間、休日には8〜10時間。それを中学1年生から高校3年生まで6年間、場合によってはもっと長く、コツコツと続ける。これがどれだけ難しいことか。大人の方にとっても、本当に難しいことだと思います。

でも、そこさえクリアできれば、ほとんどの勉強に関する悩みは解決するはずなのです。今の世の中には、インターネットやAIを通じて、学習内容を解説するテキストやデバイスがあふれています。Moveでも一斉指導や映像授業でサポートしていますが、それよりもまず「やれる場所を作る」「勉強し続ける場所を作る」。このことにどれだけ本気になれるかが重要なのです。

「それだけなら家でもできるのでは?」とおっしゃる方もいます。

正直に言えば、まず無理です。

保護者の皆さんだけで家庭を学習空間に変えるのは、ほぼ不可能に近いと思っています。

なぜなら、それは家の役割ではないからです。家はご家族で一家団らんを楽しみ、明日への英気を養う場所です。

その場所で「やり続ける」よりも、いかに精神的に楽に、みんなで前進する空気を作るか。Moveはそこに全力を注いでいます。生徒みんなでその場を作り上げる、そういうコミュニティを作っている塾です。

「進学空間」と名乗っているのは、この場所で勉強し続けることに価値があると信じているからです。その効果はさまざまな数値に現れていると思っています。

勉強し続けることの価値を、ぜひ体感しに来てください。「勉強しなさい」と言わなくて済む日が来るかもしれません。お子さんと一緒に、いつでもお待ちしています。


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進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。