高校選択の成功法則:定期テスト対策とオープンスクールどっちを優先する?

目次

1. 定期テストとオープンスクールどちらを優先したらいい?

こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。

 

5月も終わりに近づき、中学3年生の皆さんのもとには高校のオープンスクールや学校説明会の案内が続々と届いていることでしょう。

 

そして6月には定期テストも控えており、多くの生徒や保護者の方から「定期テストの勉強を優先すべきか、それともオープンスクールに参加すべきか」という相談を受けています。

 

結論から申し上げますと、オープンスクールを優先することを強くお勧めします。

 

なぜなら、これから約10ヶ月間という長期にわたって受験勉強に取り組む中で、行ったこともない学校、システムも仕組みもわからない、どのような高校かイメージも湧かない学校を目指して勉強することは、精神的に非常に負担が大きいからです。

 

目の前の定期テストで点数を取ることも確かに大切ですが、長い目で見たときに、実際にオープンスクールに参加し、説明会で詳しい話を聞き、複数の選択肢の中から自分の意志で情報を集めて選択するという過程こそが、皆さんのモチベーション向上に大きく貢献するのです。

 

2. オープンスクール参加時の注意点と効果的な活用法

 

ただし、オープンスクール参加において重要な注意点があります。

 

それは、自分が進学する可能性が正直ないにもかかわらず、友達が行くからという理由や友達に誘われたからという理由だけで参加するのは避けるべきだということです。これは時間の無駄になってしまいます。

 

友達には友達の選択肢があり、あなたにはあなたの選択肢があります。

 

志望校が重複している場合は一緒に参加すれば良いのですが、そうでない場合は誘われたからという理由だけで参加することは、むしろ自己肯定感を下げる行為になりかねません。

 

一方で、文化祭などの学校行事にもぜひ足を運んでみてください。

 

たとえば広島県立安古市高等学校の文化祭は毎年大変盛り上がりを見せており、実際にその文化祭を体験したい、自分で文化祭を作り上げたいという理由で安古市高校を志望する生徒が毎年います。

 

そうした学校の雰囲気や特色を自分の目で確かめることは、志望校選択において非常に価値のある体験となるでしょう。 

3. 定期テストとの両立を実現するスケジュール管理術

「オープンスクールに参加するとテスト勉強の時間が取れなくなるのでは」という心配をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、進学空間Moveのシステムでは、定期テストの2週間前、3週間前、さらには4週間前からでも準備を始めることが可能です。

 

オープンスクールに参加することを前提として、試験勉強を前倒しでスタートしてみてください。

 

このようなスケジュール管理能力を身につけることも、受験生にとって非常に重要なスキルの一つです。自分で計画を立て、実行する力は受験勉強においても、その後の高校生活においても必ず役立ちます。

 

皆さんの大切な高校選択です。まずは自分の目で見て、感じて、そして自分の意志で選択することを大切にしてください。

 

皆さんの高校選択を心から応援しています。

 

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進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。