基町高校合格者が語る「自分で学ぶ力」を育むMove塾の3つの指導法

目次

1. 小6から5年間通った生徒の成長ストーリー

こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。

今回は特別に、小学6年生から5年間Moveに通って、この春基町高校に合格したSくんにインタビューを行いました。

このインタビューを書き起こしたものから、ブログ形式でMoveの特徴をお届けします。

彼の体験談を通じて、Moveで大事にしている「自分で学ぶ力」がどんなふうに育っていくのか、皆さんにお伝えできればと思います。

 

正直に言うと、Sくんは小学生の頃「全然勉強してなかった」と振り返ります。

でも5年間でものすごく変わりました。

受験生の時期には土日に8時間勉強するのが普通になって、平日も2〜3時間は学習していました。

偏差値も70を超えるようになったのですが、それよりも印象的だったのは、彼の世界の見方が変わったことでした。

ニュースを見ても「あ、これ学校で習ったやつだ」と、学んだことと現実がつながるようになったということです。

2. 授業が少ないからこそ身につく「自学自習力」

Sくんに聞いてみたところ、「他の塾と全然違うのは、授業が少ないところです。

自分でやる時間がめちゃくちゃ増えるので」と話してくれました。

確かに、普通の塾とは真逆のやり方なので、最初は保護者の方も「大丈夫かな?」と心配されることが多いです。

でも、この「自分でやる時間」こそが、Moveが一番大切にしていることなのです。

 

受験期のSくんは、塾で夜8時まで勉強して、家に帰ったらお風呂に入ってご飯を食べて寝る、という生活をしていました。

本人曰く「塾でしか勉強しない生活」だったそうです。でもこれは、ただ場所を分けているだけではありません。

塾は「勉強する場所」、家は「リラックスする場所」と、きちんと使い分けができるようになったからこそ、メリハリのついた学習習慣が身についたのです。

「何事もメリハリが大事だと思います。ゲームしながら勉強とかって、絶対頭に入らないじゃないですか。『ながら』じゃなくて、一つのことに集中してやったら、すごく効率よくできるようになりました」と、Sくんが話してくれました。

本当の集中力とは何かを、彼なりにちゃんと理解しているなと感じました。

3. 「周りの環境」が生み出す相乗効果

Sくんが基町高校を選んだ理由を聞いたところ、「周りの環境が大事だと思ったから」と答えてくれました。

そして実際に高校に入ってみて、「学力の高い高校って、やる時はみんなめちゃくちゃやるし、休む時はちゃんと休むのです。

授業中もみんなすごく集中しているので、自分も自然についていく感じになります」と言っていました。

これは、まさにMoveで大切にしている考え方です。

Sくんの言葉を借りると、「ちゃんとやろうと思っている人が毎日塾に来て、みんな周りもちゃんとやろうとしているので、その気持ちに乗っかることができる」ということになります。

無理やり競争させるのではなく、自然と「やってみよう」と思える環境。

そういう場所だからこそ、意欲的な子たちがお互いにいい影響を与え合って、一人ひとりが伸びていけるのだと思います。

4. 答えを教えない「対話型指導」の真価

面談のことを聞いてみたところ、

Sくんは「宮脇先生、めっちゃ質問してきますよね。でもそれで、自分でも気づけなかったことに気づけたりするのです」と話してくれました。

実は私、基本的に生徒に答えを教えません。

質問をたくさんして、生徒自身に考えてもらって、自分なりの答えを見つけてもらうようにしています。

例えば「地頭力って何だと思う?」と聞いた時、Sくんは面白い答えをくれました。

「生まれつきの頭の良さじゃないと思います。今まで積み重ねてきた経験が詰まっているものじゃないかな」と。

「地頭って、経験の集大成ですね」と、彼なりの言葉で表現してくれました

。こういう深い考えは、対話を重ねることで生まれてくるのです。

 

成績が思うように伸びない時期があった時も、Sくんは「次のことを考えるようにしました。

成績のいい友達に、どんな勉強をしているか聞いたりして」と、自分で解決策を見つけていました。これが「自分で学ぶ力」の表れだなと思います。

5. 5年間で見えてきた変化

「お母さんから『勉強しなさい』と言われることが減りました。

家でリラックスできるようになったのです」と、Sくんが話してくれた時は、本当に成長したなと思いました。

勉強を「やらされるもの」から「自分でやるもの」に変わったからこそ、家族関係も良くなって、家がもっと居心地のいい場所になったのでしょう。

今、高校1年生のSくんは研究者になりたくて、薬学部を目指しています。

「高校の小テスト、毎日あるのですが、最終的には全部満点取れるようになりたいです」と目標を持ちながらも、「高校生活って一度しかないので、楽しみたいです」と、バランス感覚もちゃんと持っています。

後輩たちに向けて、「Moveに入った方がいいと思います。勉強のやり方が分かってくるし、すごく集中できる環境があります。成績も上がると思います」と力強く話してくれました。

Sくんの5年間を見ていて思うのは、Moveが目指している「自分で学ぶ力」が、どんなふうに育っていくのかがよく分かったということです。

授業に頼らずに自分で学ぶ習慣、仲間との良い刺激、そして自分の頭で考え抜く力。

この3つが組み合わさった時、生徒は点数が上がるだけでなく、本当の意味での成長を遂げるのだなと改めて感じました。

本気で勉強する場所が欲しいという人は、この画像をタップしてくださいね👇


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。