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自己表現の対策に〇〇を使っています

 

来年度の公立高校入試から広島県では、

「自己表現」が受験生全員に課せられます。

 

広島県教育委員会が求める

「自己を理解する力」

「未来を選択する力」

「表現する力」の3項目を図るために

一人5分でプレゼンを行うのです。

 

テーマは「自分自身のこと」。

表現方法は自由です。

 

この抽象的な課題の扱いについては、

広島県の中学校・学習塾は混乱状態と言っていいでしょう。

 

何せ全国初、史上初の制度です。

 

どう取り組んだらいいのか?

広島県教育委員会は何を求めているのか?

さらには、

本当に差がつく採点がなされるのか?

何をもって高校の先生たちは高得点をつけるのか?

 

全員が手探り状態です。

 

とは言え、私は大歓迎です。

広島県教育委員会がやろうとしていることは、

おそらく私がずっと取り組んできたキャリア教育と親和性が高い。

 

それだけでもMoveの生徒は有利でしょうし、

さらに、

今冬期講習期間を利用して、

公立高校入試を受ける中3生と一人ひとり面談をしています。

 

いや、面談とはちょっと違いますね。

 

コーチングを使って、対話を繰り返しています。

自分が本当に好きなことは何か?

今まで取り組んできたことによって一体どんな能力を獲得してきたのか?

そして、

自分は一体これから先本当に何がやりたいのか?

 

一人ひとりコーチング面談を行っています。

 

決して私が答えを授けるわけではありません。

対話を通して、自分の中から引き出すのがコーチングです。

 

私は引き出すだけ。

 

何が出てくるのかは、その子次第です。

 

それでも、現在、

一回目のコーチングが終わったところですが、

当初子どもたちが考えていた内容よりも

一段階も二段階も深い内容になりそうです。

 

Moveに在籍している以上、

ここで他の生徒に差をつけられる状態にはしません。

 

むしろ、

他の受験生よりも一歩も二歩も深掘りしたものに仕上げていきます。

 

 

実は、コーチングについては、

ここ4〜5年ずっと学んできたことでした。

 

ちょっとした認定書も持っていますよ。

 

まさかここで活用することは想定していませんでしたが、

学んできておいてよかったです。

 

この自己表現、大人の考えを押し付けて、

まるで志望理由書みたいな定型的な内容にすることほど

興醒めな結果はありません。

 

私からこう言わないとダメだなんてことは言いません。

 

あくまで主体は子どもたち。

 

子どもたちが本当にやりたいことをやるために

自己を見つめる。

 

ただ漠然と見つめるのではなく、

私との対話の中で見つめると、

その精度は何倍も高くなり、深くなります。

 

そのための手助けはいくらでもします。

 

外部の生徒さんでも

有料でよろしければ

セッションをしますのでご連絡くださいね。