目次

1. テスト特訓とスピーチ大会の実施
こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。
今日は地元安佐南中学がテスト直前ということで、恒例の土日8時間特訓×2日間を実施していました。
安佐南中学だけではないのですが、先週も近隣の中学がテスト直前だったので、特訓会を開催しています。
Moveでは通常、テスト2週間前から毎日勉強ができる環境を整えており、週末で言うと最初の土日が5時間×2日間、2回目の土日は8時間×2日間の特訓会を開いています。
ただ、今日のような8時間×2日間というのは、やはり中学生には体の負担も大きく集中力の問題もあるため、みんなの様子を見ながら、今日はスピーチ大会を交えて進行していました。
スピーチ大会というのは、じゃんけんで選ばれた人たちが3分程度のスピーチをみんなの前で行うというものです。
今日は中学生だけでなく、その場にいた高校生も参加してもらったのですが、やはり子供たちのスピーチを聞くのはいいものですね。
もちろん原稿なんて準備はしません。
その場で思いついたことを自分自身で言語化する形だったのですが、その中で高校生2人がお話ししてくれた内容が、ぜひブログで紹介したいと思う内容でしたので、お話しさせていただきます。
2. 勉強が楽しいと気づいた生徒の成長
まず1人目は、昨年ちょうど1年前の夏頃に入塾して、見事安古市高校に合格した男の子のスピーチでした。
彼はみんなの前で、とにかくMoveに入ってからは夏、そして特に冬はもう毎日8時間勉強して、塾にこもっていたという話をしました。
そしてその中で彼が気づいたことが、「勉強が楽しい」ということだったと言うのです。
すごいことですよね。
毎日のように塾にこもって受験勉強していた昨年の中学3年生の時、彼は塾に入って勉強が楽しいということに気づいたというのです。
そして、聞いていた30人程度の生徒に「どうですか?皆さんにとっても勉強楽しいですか?」と聞いたところ、多くの生徒がうんうんとうなずいていました。
私は、そういう様子を目の当たりにしたわけです。
これは本当に嬉しかったですね。
Moveは、例えば5時間勉強や8時間勉強など、おそらく他の塾さんに比べると比較的長時間勉強する塾だと思うのですが、決して生徒たちを苦しめたいとか、苦しんだ代わりに高得点が取れるという話がしたいわけではありません。
そうではなく、いかに勉強を楽しく取り組めるかというところに挑戦しているつもりです。
そのためにMoveという塾があり、その中で勉強している子たちが、実際にここで勉強していると勉強が楽しく感じると言ってくれるのは、本当に嬉しいものでした。
Moveは、勉強が楽しいと気づいてもらう塾でもあるのです。

3. 親への感謝を学んだ生徒の言葉
そしてもう1人は、昨年Moveから受験をして、なんと島根県の浜田高校に進学した生徒です。
彼は野球がしたくて浜田高校に進学したわけですが、この週末だけ広島に帰省していて、集中して勉強したいからMoveを使わせてくださいということで久しぶりに来てくれていました。
そうやって来てくれているのも嬉しいのですが、彼がそこでスピーチしてくれたことも、また嬉しいことでした。
というのも、彼は親元を離れて寮生活をしているのですが、本当に親のありがたみがわかったと言うのです。
実家であれば料理が自然と出てきて、お風呂も足を伸ばして入れる。
そういう生活がいかに楽で、ありがたかったかという話をするのです。
そして親のありがたみを理解した子は、やはり親御さんに感謝をするようになります。
この感謝というのは、やはり一度親御さんの元を離れてみないとわからないものかもしれません。
それを15歳16歳の段階でその子は感じ取っているのです。
どんな勉強よりも大切なことなのだろうなと感じました。
中学生の皆さん、高校生の皆さん、今親御さんのもとで安心して暮らせているのも全て、親御さんがしっかり君たちを守ってくれているからです。
そしてそこから、いかに自立して飛び立っていくかということが君たちの課題であり、すべての子供たちに課せられた課題なのだろうと思います。
親御さんに感謝をしながら旅立つ時がくるということは、塾の先生として子供たちの成長を見守る人間としても、とても嬉しいものです。
その子は「もう神社で神様に手を合わせる代わりに親に手を合わせたい」というような言葉も使っていました。
親御さんへの感謝を感じ取れる子に育ってくれているということが、塾の先生として何よりも嬉しいことでした。
4. 最後に
いかがでしょうか。
そんな様々な感想を持つ子がいるMoveですが、それぞれがスピーチで自分の思いを共有して、いろんな考え方を理解してほしいと願っています。
そんな中で勉強して、勉強が楽しいと感じ、親御さんに感謝する子どもたちが育ってくれたら本当に最高だと思っています。
またスピーチ大会をしましょう。
ありがとうございました。
本気で勉強する場所が欲しいという人は、この画像をタップしてくださいね👇

進学空間Move塾長
宮脇慎也(Shinya Miyawaki)
27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。
8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。
その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。
1977年生。射手座。B型。
家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。
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