一生懸命勉強しているはずなのに、テストの点が上がらない。そんな経験、ありませんか?
実はその原因、勉強の「やり方」より前に、「勉強とは何か」という認識のズレにあることが多いのです。今日は、Moveに入ってきたばかりの中学1・2年生に必ず伝えている大切なことをお話しします。
こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。
ちょうど今、6月の定期テストに向けて塾生たちが一生懸命勉強しているところです。学校ごとに日程が少しずつ違うので、「テスト1週間前」の子もいれば「まだ3週間ある」という子もいます。そんな時期だからこそ、今日のテーマはどうしても書いておきたいと思いました。
漢字をたくさん書くことは、勉強じゃない
まず、はっきりお伝えします。
きれいなノートを作ること、漢字や英単語をたくさん書くこと、これらはMoveの基準では「作業」です。
誤解してほしくないのですが、「作業が無駄だ」と言いたいわけではありません。作業は必要な時は必要ですし、不必要な時は不必要です。いずれにせよ、作業はあくまでも「手段」であって「目的」ではないということです。
小学校のときに「100マス帳」など、毎日の宿題で字を書く習慣を積み上げてきた子が多いですよね。だからこそ、「字をたくさん書く=勉強した」という感覚が自然と身についてしまうのです。でも、中学以降はそこを一度、見直してほしいのです。
心当たり、ありませんか?
勉強とは、頭の変化を起こすことです
では、勉強とは何か。
Moveではこう定義しています。
「理解していなかったことを理解し、知らなかったことを知り、覚えていなかったことを覚え、できなかったことをできるようにする。その頭の変化を起こすことが、勉強です。」
教科書を黙読したり、音読したり、文字を書いたり、問題を解いたりすることは、全部そうです。頭が変わっていなければ、勉強したとは言えないのです。
一生懸命やっているけど成績が伸び悩んでいる子のノートを見ると、かなりの程度共通してとてもきれいなんです。色分けもされていて、一見すごく勉強しているように見える。でも、「この問題、もう一度解いてみて」と言うと、答えられないことが多い。計算の途中式だって、理解がついているなら走り書きで十分なことがあります。ノートを作ること自体が目的になってしまっている子が、実はとても多いのです。丁寧に書くことに一生懸命で、頭の変化が起きていないのです。
きれいなノートを作るのなら、それを何回も読み返して、理解し、覚えることが必要です。それができている子は本当に素晴らしいと思います。そしてもし、読み返して理解し覚えるというところまで至らないきれいなノートなら、むしろ作らないほうがいいんじゃないかとまで、私は思っています。
勉強しても成績が上がらない子のほとんどが、ここを勘違いしています。20年以上子どもたちを見てきて、そう確信しています。
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お子さんの勉強、「作業」で
終わっていませんか?
進学空間Moveでは、間違えた問題をその場で解き直す習慣を大切にしながら、「頭の変化を起こす勉強」を一緒に実現する学習環境をご提供しています。
まずはお気軽にどうぞ。無理な勧誘は一切いたしません。
「赤で答えを写した」で止まっていませんか?
入塾し始めた子がよくやってしまう、もったいない勉強の仕方があります。
問題集を解く。間違えた。空欄だった。答えを見て赤で書き写す。そこで終わる。
面倒くさいと感じますか? でも、そこが勉強の核心なのです。赤で答えを書くこと自体は別にやってもやらなくてもどちらでもいいのです(学校がやらなくてはいけないと言うのならやってくださいね)。大事なのはその後です。きちんと理解した上で、もう一度同じ問題を解いたとき、自分の力で答えが再現できるかどうか。そこが勉強の本当の意味なのです。
意味もわからず答えを丸暗記することを勉強とは言いません。きちんと理解して、調べて、その上で再現できる。そのために問題を解き直すことは必須です。自分ができなかったことができるようになるということを、目の前で実現させ実感する。それこそが「頭の変化」につながる本当の勉強です。できていましたか?
ここまで読んでくれた中学生のみなさん、そして保護者の方々に、最後にもう一度だけ。
勉強とは、頭の変化を起こすことです。教科書を黙読したり、音読したり、文字を書いたり、問題を解いたりすることはすべて、そこに向かうための手段です。「一生懸命やったのに成績が上がらない」をかなりの程度防ぐには、まずこの認識から始めることが大切です。
私は常日頃から「学ぶことは楽しい」とお伝えしていますが、楽しい学びとは自分の成長を実感する学びのことです。解けなかった問題が解けるようになった瞬間、あの達成感こそが勉強の本当の報酬です。心理学の教えによれば、人間は自身の成長を実感し、生存確率が上がると感じたときに喜びを感じるようにできているそうです。だから私は、できるようになった瞬間を子どもたちに経験させることにこだわっているのです。Moveでは間違えた問題をその場で必ず解き直す習慣を大切にしているのも、そのためです。
それが実感できたとき、「一生懸命やっているのに成績が上がらない」という悩みは自然と消えていきます。その喜びを、ぜひ一度味わってみてください。
進学空間Move塾長
宮脇慎也(Shinya Miyawaki)
27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。
8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。
その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。
1977年生。射手座。B型。
家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。
ご相談を随時受け付けています
「今の勉強法でいいのか不安」「もっと主体的に勉強に取り組んでほしい」
そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度教室へお越しください。
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