安古市高校合格への道 〜地元人気校を目指す皆さんへ〜

目次


1. 安古市高校の合格に必要な学力レベル

みなさん、こんにちは。

進学空間Moveの宮脇です。

 

安古市高校は広島市北部の人気校で、本町高校や国泰寺高校に次ぐ進学実績を持つ高校です。

 

多くの中学生が目標としている学校ですね。

 

合格に必要な学力は、広島県全県模試で偏差値60(上位13%程度)とされています。

 

ただ、近年はその低い倍率から実際には偏差値56〜57程度でも合格している例がたくさんあります。

 

ただし、偏差値50前半だとやはり厳しいのが現状です。

 

定期テストで言うと、最低でも400点、できれば430点程度をコンスタントに取れることが理想的です。

 

このレベルに到達して内申点もしっかり取れていれば、安古市高校合格は十分に可能です!

2. 今の学力から合格を目指すには

「今の成績ではまだ届かない…」と思っている人も大丈夫。

 

実は偏差値50前半、定期テスト300点台からスタートして、半年や1年の取り組みで安古市高校に合格した先輩たちが大勢います。

 

その先輩たちに共通していたのは、基礎力をしっかり身につけたことです。

 

実は合格できない多くの生徒は、難しい応用問題ができないからではなく、基礎的な部分に穴があることがほとんどなんです。

 

例えば数学では、中1や中2の計算が完全に理解できていないまま、方程式や関数の問題に挑戦していたり、中2一次関数ができないと悩んでいても、実は中1範囲の比例・反比例の理解が不十分だったりします。

 

根本的なところから固めていくことが大切です。

 

3. この春から始める合格への学習法

去年の公立高校入試では、まだ正式な発表はありませんが、数学の平均点は50点満点中20点もしくは20点以下だと考えています。

 

問1を完璧に解き、大問2・3で少し得点するだけで平均点に達します。

 

基礎ができていないと、そこから先の得点が伸びません。

 

今から安古市高校を目指すなら、次のように学習を進めましょう:

  1. まずは教科書を読みながら、徹底的に基礎を復習する
  2. 一問一答や基礎問題集を繰り返し解く
  3. 発展問題や応用問題は基礎が固まってから挑戦する
  4. すべての教科でこのアプローチを実践する

 

問題集は種類よりも、基礎問題を確実に理解することが大切です。発展問題や実践問題は焦らず、まずは基礎力を磨きましょう。

 

4. 中3の春だからこそできること

今、中3になったばかりの皆さんには、まだ十分な時間があります。

 

この春から基礎力をしっかり固めることができれば、秋や冬には応用問題にも自信を持って取り組めるようになるはずです。

 

 

すでに偏差値60を超えている人やテストで450点以上取れている人は、そのまま頑張ってください。

 

どのレベルにいる人も、基礎を大切にしながら着実に力をつけていきましょう。

 

公立高校入試突破の鍵は「早めの基礎演習」です。

 

中3の皆さんにとって、この春は特に重要な時期。安古市高校合格という夢に向かって、今日から一歩一歩進んでいきましょう!

 

みなさんの健闘を心から応援しています。一緒に頑張りましょう!


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。