全県模試で平均偏差値59.1|Moveの中3が伸びた理由

「うちの子、ちゃんと伸びているのだろうか」。模試の結果が返ってくるたびに、そんな不安がよぎる保護者の方は多いのではないでしょうか。点数の上下に一喜一憂してしまう、その気持ち、よく分かります。今日は第2回広島県全県模試の結果から、Moveの中3生がどんなふうに力をつけてきたのか、具体的な数字とともにお話しします。今日は少し自慢をさせてください。

こんにちは。進学空間Moveの宮脇です。今回は中3生22名が全県模試を受けてくれました。先に結果からお伝えすると、教室全体の平均偏差値が、第1回の57.2から59.1へと1.9ポイント伸びてくれました。素晴らしい結果です。

平均点が大きく下がった中での「偏差値アップ」

まず押さえておきたいのが、今回の模試は全体的にかなり難しかったということです。広島県全体の平均点が、第1回の245点から203.2点まで下がりました。社会などが特に難しくなったようで、その影響が大きかったのだと思います。

こういう時こそ、偏差値の見方が大切になります。ここ、勘違いされやすいところなんですけどね。点数そのものが下がっても、まわりも同じように下がっていれば、偏差値はむしろ上がるのです。だからこそ「点数が下がった=学力が下がった」と早合点しないでいただきたい。今回まさに、点数は下がっても偏差値は伸びた子が多くいました。

教室平均で偏差値59.1。これは受験者全体の上位20%あたりにMoveの平均があるということです。改めて考えると、なかなかすごいことだと思うのです。

Move教室・平均偏差値の推移(第1回 → 第2回)

教科 第1回 第2回 変化
国語 55.5 56.5 +1.0
数学 54.9 58.1 +3.2
英語 55.9 57.2 +1.3
理科 56.7 57.9 +1.2
社会 57.8 57.9 +0.1
3教科 56.2 58.5 +2.3
5教科 57.2 59.1 +1.9

数学が58.1で、前回から大きく伸びてくれました。英語はこれから鍛えていきたいところですね。

毎年「平均偏差値60を超えました」とお伝えしてきたので、59.1という数字に私一人で悔しがっていたりもします。「そんなことで悔しがっているのはあなただけだよ」と妻に突っ込まれてしまいましたが。確かに。今年の中3も十分すごいです。新しく入ってくれた子も多く、57からのスタートでした。そこから着実に伸びてきている。平均60超えも、もう手の届くところまで来ていると期待しています。

5教科偏差値82.2という快挙

その中で、特にすごかった子の話をさせてください。中学校の模試で、偏差値80が出るんですね。5教科偏差値で82.2を叩き出した子がいました。いや、本当にびっくりしました。

平均点が203点まで下がった回で、450点以上を取ると、こういう数字になるのです。ちなみに理科は偏差値85.8で、2155人中の1位でした。

それでも5教科では2141人中の3位だったというから驚きます。上にはまだ2人いるわけです。広島には本当にすごい子がいるのだなと改めて思います。とはいえ、県の塾全体のベスト3の一角をMoveの子が取ってくれた。これは最上位層の学びを支える体制が、うちにきちんとあるということの証だと思うのです。

白状すると、5教科で偏差値80を見たのは久しぶりでした。中学生の模試は平均点が240から250あたりになるのが普通で、そうなるとなかなか偏差値80は出ないだろうと思っていました。今回は平均点が203点とずいぶん低かったからこその結果ではある、ということもお伝えしておきます。一方で、これだけ平均点が下がっているのは心配でもあります。もし広島県全体の学力が下がっているのだとしたら、それはそれで大きな問題ですからね。

偏差値を大きく伸ばした子たち

さて、Moveというと「頭のいい子だけ集めているんじゃないの」と言われることがよくあります。でも、そうではないのです。今回ぐんと偏差値を伸ばしてくれた子たちを紹介させてください。

偏差値が8から10変わると、狙える高校のランクがふたつほど変わると言われます。それくらい、偏差値の数ポイントというのは進路を大きく左右するのです。

大きく伸びた3人の偏差値(第1回 → 第2回)

3教科 5教科
ある生徒 59.9 → 72.3
+12.4
60.6 → 68.6
+8.0
別の生徒 53.9 → 64.9
+11.0
55.0 → 62.8
+7.8
もう一人 56.1 → 63.0
+6.9
55.0 → 62.1
+7.1

この3人も、たどってきた道は様々です。小学校の頃からずっとMoveに通ってくれていて、最初は偏差値50前後だった子が、コツコツ積み重ねてとうとう上位数%まで来た。「コツコツ」という言葉がぴったりの子もいます。その一方で、Moveに来てまだ半年足らずで、ポンと結果を出した子もいます。どの子にも、それぞれのタイミングがあるのです。そのタイミングが訪れて、殻を破る入口に立った子を見られるのは、塾の先生としてやはり嬉しいものです。

そして、この伸びはたまたま起きたものではありません。これは本人が手を動かし続けた結果です。自分で問題に向き合い、解いて、間違えて、また解いて。その積み重ねが、数ポイントの差となって表れてきます。

今回は特に伸びた3人を取り上げましたが、これに準ずる子が実はたくさんいます。そうでなければ教室の平均が伸びていきませんからね。伸びた子の方が多かった、ということなのです。

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「自分で伸びる」がいちばん強い

こうして子どもたちがどんどん伸びていくのは、やはりアウトプット中心の学習体制、個別演習だからこその伸び率だと思っています。自分で勉強して、できるようになった子が、さらに学力を伸ばしていく。これは先生が教えること以上に、大きな効果があるのだと考えています。今回の結果は、その証拠を見せてくれたように思うのです。

とはいえ、全員が偏差値を上げられたわけではない、ということも素直にお伝えしておきます。今回伸ばしきれなかった子たちのフォローと挽回の策をしっかり立てて、全員で上に上がっていける体制をつくっていきたいと思っています。伸びる時というのは、偏差値が一気に跳ねる。私の好きな「ブレイクスルー」というものです。けれどそれは、頑張って頑張って耐え抜いた子にこそ訪れる上がり方なのです。そういう伸び方をしてきた子を、私はこれまでたくさん見てきました。次に大きく伸びるのはうちのどの子だろうか。それを楽しみにしながら、これからも指導していきたいと思います。

このブログではよく、心理学や理論的なお話をさせてもらっています。けれど、結果というのも学習塾にとっては大事なものです。むしろその結果を基盤にしながら、子どもたちの幸せそのものを追求していく。そういう塾でありたいと考えています。今回はうちの塾の自慢回でした。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


進学空間Move塾長

宮脇慎也(Shinya Miyawaki)

27歳で広島大学社会科学研究科の博士課程後期日程を単位取得退学をし、その後学習塾の世界に飛び込む。

8年間の勤務講師としてみた広島の学習塾業界のあり方と大学院で養った知見との乖離に悩み、理想の学習塾を作るべく2013年に個別演習型の学習塾・進学空間Moveを立ち上げる。

その中で、モチベーションのあり方に着目し続ける中で、キャリア教育の重要性を認識し、キャリア教育と学習の融合を目指す。また、同時に保護者の方向けコミュニティー「Happy Education Lab.」を主催する。

1977年生。射手座。B型。

家族は妻と長男1人。趣味は広島発祥のスポーツ・エスキーテニス。

 

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